日本語の重要さが改めて見直されている今、これまでと一味違う新しいタイプの詩の絵本!子供には少し難しい内容だったり意味のわからない言葉が出てくる詩でも、まずは詩を丸ごと味わってもらい、言葉の面白さ、美しさ、不思議さに、子供たち一人一人が自ら興味が持てるよう人気絵本作家の絵を添え、想像力が喚起されるよう工夫しました。各巻末には、詩人の小池昌代さんのやさしい解説もつき、家でも学校でも朗読するのに最適です。
えりすぐりの詩に当代きっての画家たちが全身全霊を傾け挑んだ、丸ごと言葉を味わえる新しいタイプの詩の絵本!全5巻続々刊行予定。
言葉遊び満載、リズミカルで面白い詩の数々。編者は詩人の小池昌代さん。
それに、スズキコージさんのコラージュたっぷりの楽しい挿し絵がついた魅力溢れる絵本。
詩なんて難しくてよくわからない…と思っている方に、オススメの一冊です。
どれもテンポがよく、思わず口に出して読みたくなるものばかり。
改めて、日本語って面白いと感じさせてくれる作品です。
娘は、坂田寛夫さんの『お経』という詩が大好き。
電車馬車自動車
交通地獄通勤者
受験地獄中高生
という具合に、身近な生活の一コマを熟語にし羅列したものなんですが、読んでいると本当にお経のように聞こえてくるから面白い。
娘もすっかり暗記して、家でも外出先でも所構わず誦経しています。
さすがに、夜の寝かしつけ時に隣でぶつぶつ唱えられるとちょっと怖かったりもするのですが…。(笑)
ちなみに、私は、まどみちおさんの『がいらいごじてん』と、藤富保男さんの『はやく』という詩が好きです。
普段から聞き間違い&言い間違いが多く、未だに急かされるのが苦手なスローペースの私としては大変共感できる詩です。(笑)
(まどかめさん 30代・ママ 女の子2歳)
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