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大切なたまごを鬼に食べられてしまった“しょうと”(ホオジロ)の鬼退治。 なじみのあるストーリーを、生き生きとした語りと味わい深い絵で描いた日本昔話絵本の傑作。
最近鬼が大好きな息子のために探してきたなかの1冊です。
しょうとの卵の留守番を頼まれたお地蔵さんが鬼に騙され、卵を全部鬼に食べられてしまい、しょうとが仇討ちにでかけるという話です。さるかに合戦にもよく似ています。
息子は鬼がどうなるのか、ハラハラしながら聞いていました。鬼は3人出てきますが、本当は色を変えただけの1人です。まだ息子は気付いていませんでしたが、退治される鬼が一人なので、そのうち気付くかなと思って言わずにいます。
お地蔵さんの人の良さとか、しょうとの嘆き方とか、鬼のあばれっぷりなどがいかにも昔話らしくて良かったです。 (さみはさみさん 30代・ママ 男の子2歳)
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