新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

てつぞうはね」 ママの声

てつぞうはね 作:ミロコマチコ
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2013年09月
ISBN:9784893095756
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,163
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  • てつぞうへの深い愛を感じる一冊

    私は猫を飼ったことがありません。
    そして、正直そんなに好きではありません笑。
    でも、この絵本を読んでいたら、作者の猫への溢れんばかりの愛情が伝わってきて、ねこってこんな風なんだなぁ。かわいいかもしれない。と思えてくるから不思議です。
    ミロコマチコさん、初めて読ませて頂きましたが、とてもパワフルな絵にひかれました。他の作品も読んでみたいです。

    投稿日:2020/12/05

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  • インパクトのある表紙絵です。
    猫好きな人にはたまらない作品ではないでしょうか。
    作者が実際猫を飼って暮らしているので、暮らしの中の猫の様子がリアルに感じられるシーンが多かったです。
    冬場、お風呂のマットで寝ているてつぞう(猫)を踏んでるシーンには、思わず笑ってしまいました。
    ウンチをマットの下に隠すのはやめてほしいけど、本当にやりそうですよね。

    一緒に住んでいる生き物が先に逝ってしまうことはとても淋しいことですが、新しく迎えた「ソトとボウ」が、てつぞうと同じところで寝るよ。というところにはジーンとしてしまいました。

    投稿日:2019/12/11

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  • ねこあるある

    あまり人になつかない猫のてつぞう。
    でもきっと飼い主の方に心を寄せていることは間違いなさそうな感じ。

    猫を飼っている方なら「あるある」とにやしにやし、
    飼っていない方でも「猫ってこんなだよなぁ」と、
    読みながらふっと微笑みが出る、
    優しいお話でした。

    投稿日:2018/03/05

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  • 小さい子にも「死」を優しく伝える本

    白いおおきなネコ、てつぞう。
    愛情あふれる飼い主さん目線で、てつぞうがどんなネコかを紹介してくれています。春夏秋冬で見せるてつぞうのユーモラスな行動も可愛らしいです。
    でも、ある時、どんどんやせ細り天国へ旅立ってしまいます。
    そして季節はめぐり、新たなネコの兄弟を迎えることになった飼い主さんは、その生活ぶりを天国のてつぞうに伝えるというような内容です。
    「死」「亡くなる」というような言葉は使わず、絵で表現しているあたり、小さい子に優しく伝える本なのかなという印象です。

    この本との出会いは、母が孫娘のためにプレゼントしてくれたこと。
    我が家では2匹のネコを飼っているので、いつか来るであろうその時を、受け入れられるようにという思いもあって、この絵本にしたそうです。

    娘はとても気に入り、何度も読むうちに完璧ではないものの、朗読できるほどになりました。
    そんな2歳の誕生日を迎える数日前、その日は来てしまいました。
    13歳のネコが天国に行ってしまったことを伝えても、まだ実感がないようで、箱の中の動かなくなった体をずっと撫で、「寝てるねー」と言うばかり。
    そこで、この絵本の「てつぞうとおんなじで、天国に行ったんだよ」と伝えることが出来ました。
    でも、いなくなってしまったことを寂しがるという様子はありません。
    まだそういう感情が育っていなかったんだと思います。

    そんな出来事からもうすぐ一年、その間、もう1匹のネコとの生活は続いています。娘もネコとの触れ合いは生活の一部となり、精神面でも大きな存在となっているはずです。こちらも老猫ゆえ、いつか来るであろう時を、家族で悲しむだけではなく感謝と共に「死」を受け入れられたらと思っています。

    投稿日:2015/05/20

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  • 季節は流れ

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子13歳、男の子10歳

    今、ミロコマチコさんがマイブームです。パワーあふれる少し抽象画っぽい画風が大好きです。

    このお話は猫のお話なのですが、シンプルな文章の中にたくさんの深い意味を含んでいます。子供だけでなく大人が読んでもじーーんと着てしまいます。
    飼っていた猫が亡くなっても季節は変わり、また新しい命が家に来て以前の猫と同じことをする。それは偶然なのでしょうかね。

    輪廻転生とは少し違いますが「季節が巡る」ということについて、思いを馳せてしまいました。その起点を春に持ってきたところが、ニクイ演出です。

    投稿日:2015/03/04

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  • にゃんこの生態

    てつぞうはね しろくてふかふかで 
    すわるとおにぎりみたい。
    すっごくでっかいおにぎり。
    巨大なにゃんこ、てつぞうとの暮らしが描かれて
    いる絵本です。
    わかるわかる!
    体重も抱っこして、人間の体重計で測るんだよね。
    はみがきのスースーするにおいもだいすきだよね。
    私も猫と共に暮らしているので、おんなじおんなじ!
    って思いながら、楽しく読みました。
    ・・楽しく読んでいたら・・
    いきなり「8かいめのふゆ」で、小さくなってしまった
    てつぞうが登場して、びっくりして悲しくなりました。
    わかるから。
    急に小さくなってしまうんですよね(涙)。
    今は、ミロコさんのおうちにいるのはソトとボウ。
    外房で拾ってきたのかしら?
    新しいにゃんこ達との暮らしが始まっているのですね。

    投稿日:2014/12/15

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  • わかる〜。私も我が子を毎日おにぎりみたいとか、おもちみたいだと感じているから。私は正直動物がそれほど好きではないのですが、このてつぞうはね、何かね、動きや行動の一つ一つがいちいち可愛くて頭をかきむしりたくなるよ。猫って皆こんなに可愛いの?

    投稿日:2014/12/09

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  • ねこ好き

    • サマさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、女の子4歳

    娘が猫が好きなのでねこの絵本を選びました。
    飼い猫のてつぞうのおはなし。
    元気に自由に遊んだり、お昼寝したり。ねこの日常かつづられていました。娘も楽しそうでした。
    そして、てつぞうがなくなり、新しい2匹の子猫。そしてこちらもまた元気に自由に。

    私もねこを飼ったことがあるので解ります。そんな飼い猫の日常。心温まる絵本でした

    投稿日:2014/07/09

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  • 愛があふれている

    なんとも愛くるしい表紙の猫さんの姿に、思わず手にとってみました。
    てつぞうはね
    わたしのねこ
    しろくてふかふかのねこ
    すわるとおにぎりみたい
    すっごくでっかいおにぎり

    うんうん、わかるわかる

    てつぞうはね
    だれもがおそれるあばれねこ

    そうなんだ

    とっても可愛いけど、猫って気まぐれで、いつも我が道を行くタイプ。

    猫好きにはたまりません。でもやがて訪れるその日のことも頭にはおいておかないといけません。
    共感して笑ってみたり、しんみりなったり、そして涙を拭って笑顔になる、作者の愛に溢れたお話です。

    投稿日:2014/07/01

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  • てつぞうへの溢れ出る愛

    図書館から借りてきて、4歳と9歳の娘たちと読みました。

    作者のミロコマチコさんが、
    愛猫てつぞうがどんなネコなのか、
    「てつぞうはね」とユーモアたっぷりに、
    そして愛情あふれる文と絵で静かに語ってくれる絵本です。
    どのページからもてつぞうへの愛がとめどなく溢れていました。

    私も娘たちも、てつぞうの紹介文にケラケラ笑いました。
    「てつぞうはね だれもが恐れる 暴れねこ」
    のページには、かなり笑いました。
    絵の迫力が半端じゃないです(笑)。
    夏のてつぞうも、冬のてつぞうも、
    すべてのてつぞうが愛しくて笑いました。

    しかし訪れる、てつぞうとの別れ・・・。
    動かなくなったてつぞうに、胸が詰まりました。

    てつぞうとの別れは、悲しいけれどそれだけではありません!
    ちゃんと新たな幸せがくるんです。
    てつぞうのことは忘れません。
    作者の気持ちが全ページに溢れ出て、気持ちが伝わってきました。

    私の拙い文章では、とうていこの素晴らしさを伝えることはできません。
    皆さん、どうぞ手にとって読んでみてください。
    猫好きの方はもちろん、あまりそうではない方にも
    ミロコさんの愛情が伝わると思います。

    とても素晴らしく、素敵な一冊だと思います。
    犬派の私ですが、手元に置いておきたくなりました。
    娘たちも大好きな一冊になりました。

    投稿日:2013/12/21

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