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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

かさじぞう」 みんなの声

かさじぞう 作:松谷 みよ子
絵:黒井 健
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2006年12月
ISBN:9784494002467
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,307
みんなの声 総数 20
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  • おなじみの昔話が

    文章 松谷みよ子、挿絵 黒井 健。

    すごい豪華な顔合わせです。

    古くから親しまれた大晦日のお話が、新たに絵本でいのちを吹き返した感じです。

    「雪」を描かせたら当代一の黒井 健さんの筆が冴えています。絵だってわかっているのに寒さとしんしんとした静けさが伝わってきます。どうしたらこんな風にえがけるのでしょうね?

    心優しいおじいさんとおばあさん、恩返しをするお地蔵様のお話、この絵と文章で楽しめるのはうれしいです。

    自信を持っておすすめします。

    投稿日:2007/01/10

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    2
  • 読み終わった後余韻が残ります

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪7歳

    かさじぞうの話はいろいろあるけど、黒井先生の雪の描写が綺麗で一番好きな絵本です。
    かさじぞうに登場するおじいさん、おばあさんの間には子供が6人生まれてみんな小さいうちに死んでいたというのは初耳でした。
    かさがうれずに帰るおじいさんに、6体のおじぞうさまは死んでしまった6人の子供を思い出したのでしょうか。本当は心暖まる話なのにちょっと切なくて、絵本を読み終わったあと、かさじぞうの本を読んでよかったなぁとじわりと感じることができます。

    投稿日:2008/05/21

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    1
  • 心の浄化に

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    小さいころに読んだ本。そして、今読み返すと、子どもに伝えたい日本の心がいっぱいつまっていることに気づかされます。

    おじぞうさまに、かさをかぶせてあげるおじいさん。それを聞いて「いいことをした」と、決しておこらなかったおばあさん。やさしさとはこういうことだなあと感動すら覚えます。

    どんなに貧しくても、心が清らかなおじいさんとおばあさんに学ぶべきところが多いと思います。親子でゆっくり読みたい本です。

    投稿日:2008/02/06

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    1
  • こんな解釈もあるんですね

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    おじぞうさまに、わが子を重ねていたなんて、切ないです。

    黒井さんが描く、雪景色やろうそくの炎など、本当に美しいです。
    松谷さんの無駄のない文章も素敵です。
    今年は暖冬で雪が少ないですが、この絵本があれば、いつでも雪景色に行けます。

    投稿日:2007/03/06

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    1
  • 豪華競作

    冬の物語といえば黒井健さん、そう言い切ってしまいたくなるほどに黒井さんの描く冬景色には情緒がありますよね。
    更には、松谷みよ子さんの優しい語り口。
    とても豪華な競作ですね。

    誰もが知る昔話。
    私はこのお二人の描くかさじぞうが温かくて大好きです。

    投稿日:2021/01/11

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  • 贅沢なコンビ

    我が家にあって、子供が小さい頃から親しんでいるのは、赤羽末吉さんの絵の「かさじぞう」なのですが、他の作家さんの「かさじぞう」を読んでみたくなりました。
    こちらは松谷みよ子さんと黒井健さんという、贅沢なコンビの作品です。
    こちらのでは、おじいさんおばあさんが6人の子供を亡くしているという記述がありました。
    そういった過去があってのお話だと、また違った物語に思えてきます。
    松谷みよ子さんの穏やかな語り口調が、黒井健さんの暖かな絵とマッチしていて、格調高い物語になっています。

    投稿日:2020/03/10

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  • 子どもに読みたい1冊

    息子にはまだ早いのですが、今の時期に読みたくなります。心優しいおじいさんとおばあさんの夫婦。お金はなくても、2人で支え合い、よいことをしたら認め合い…人柄が素敵でこんな夫婦に憧れてしまいます。お地蔵さんはよく見ているのでしょうね。冬に心があたたまるお話です。大きくなったら読んであげたい1冊です。

    投稿日:2019/12/16

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  • 母から子、子から孫へ語り継ぎたい。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳

    「じいとばあ」子どもが6人2人の間に産まれたが、小さいうちに亡くなった。「ちゃっこいうちに」 みな逝ってしまったという優しく心に語り掛けるような語り口と挿絵の素晴らしさがこの本の中に散りばめられています。「かさじぞう」の本はいくつかあるけれど、この絵本を選んでよかった。と思いました。このような素晴らしい絵本はずっと脳裏に刻み込まれることでしょう。

    投稿日:2019/09/12

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  • 六人の子どもたち

    おじいさんとおばあさんに、6人の子どもが生まれて小さい頃に死んでしまったと、二人の思い出話から始まるお話に、心が揺れました。
    これまで老夫婦の過去など考えたことがなかったので、新たな物語の膨らみを感じました。
    お馴染みの「かさじぞう」ですが、どうしておじいさんが六地蔵さんに笠を被せてあげたのか、その深層心理に触れたような気がします。
    このような展開に黒井健さんのしみじみとした絵、特に老夫婦の描きかたが素晴らしいと思います。

    投稿日:2019/01/13

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  • 優しい絵が胸にしみます

    あまりにも有名な昔話ですが、黒井健さんの優しい挿絵が本当に素敵です。
    雪の降る様子はしんしんとして寒く、囲炉裏の火に照らされた家の中は、柔らかい光に照らされて温かそう。
    挿絵の重要性を再認識させてくれます。

    ただ一つ気になったのは、おじいさんがまげを結っていなかったこと。
    市場で下駄や草鞋が売られており、道行く人は全員着物を着て藁靴を履いていますし、おじいさんも菅笠を売り歩いている。
    ということはそれなりに古い時代を想定している筈なのですが・・・
    小さなことですが、子供はビジュアルで物事を記憶するものなので、絵にも整合性があった方が良いのではないかと思いました。

    投稿日:2018/11/15

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