くいしんぼうのあおむしくん」 みんなの声

くいしんぼうのあおむしくん 作:槙 ひろし
絵:前川 欣三
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2000年09月
ISBN:9784834017021
評価スコア 4.26
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みんなの声 総数 76
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76件見つかりました

  • う〜ん・・・

    図書館で気になったので借りてきました。
    3歳の息子がどこまで理解できたかはわかりませんが
    ちょっとびっくりな内容です。

    いつもお腹がペコペコのあおむしくん
    食べるから大きくなる
    大きくなるからもっとたくさん食べる

    ゴミも人も船も全部全部食べてしまいます。
    ちょっとブラックな絵本です。

    投稿日:2014/09/21

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  • 最後までドキドキ

    はじめはほんの小さな虫だと思ったあおむしくんが、貪欲にいろいろなものを食べていきます。「どんなに泣いても、もうパパもママもかえってこないのです」子どもにとって最悪の状況。本当にそうなったらどうしよう・・・泣かないで前にすすめるかな?
    4歳の息子はそこまで深く考えていたかどうかわかりませんが、この不思議な世界感が気に入ったようで、何度も読みました。
    最後のページが、家族の温かさにあふれ、ホッと安心できるところが好きです。

    投稿日:2014/02/16

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  • 小さなあおむしが・・・。

    とっても小さかったあおむしくんが、いろんなものを食べてどんどん大きくなっていってしまうお話です。
    ゴミや工場なども食べてくれるので、みんなに感謝されることも。でも人だって食べ始めてしまって…。どんどん大きくなるあおむしくんに6歳長女は「大きくなりすぎ・・・」とちょっとひいていましたが。最後飼い主のまさおくんが残されてしまいます。どうなるでしょうか?読んでみてのお楽しみ。

    投稿日:2014/02/11

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  • この青虫の正体って....

    何度読んでも不思議な話で、私には不思議な魅力のある本でした。一体、あのあおむしの正体って何なんでしょうね... 題名からでは想像もつかないほどの『くいしんぼう』で、こんなことが実際に起こったら、本当に怖い!の一言につきます。でも、それを、あえて怖さを感じさせないのは、ストーリーも絵も同じ作者である槙さんが手がけているおかげなのかもしれません。

    この話の中で、なかなか人間の心理を突いているなぁと思うのが、あおむしが、友達のまさおだけは食べないことです。お腹が空いてしまうと、もう何も見えなくてなってしまう、あおむしがです。「でも、まさおくんだけは たべなかったよ。だって ぼくたち ともだちだもんね。」と言って.... でも、ふと考えると、この言葉ほど怖いものってないんですよね。

    大人が、難しく社会的にこの話を読めば、このあおむしが体現するものって、人間の欲望だったり、経済発展だったりと色々あてはまる答えがでてくると思います。でも、絵本ですから、単に、不思議なストーリーを楽しむということだって、出来るのです。そういう意味で、スタンダードがいくつもあり、読む年代によって楽しみ方が変えられるこの話は、すごいなと思います。

    私には、最後の終わり方がとてもモヤモヤ感が残り、でも、相反しますが、逆に不安からは解放されたスッキリ感もあり、こういう終わり方がとても余韻を残していいなと思いました。是非、お読みになって、不思議な世界へ浸ってみてください。シンプルに楽しむのなら、やんちゃな男の子におすすめな話です。

    投稿日:2014/01/04

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  • 怖がるこどももいます

    あおむしといっても畑などで見かけるあおむしとは違って本当に青い虫。体の割に小さい足と目が申し訳程度にちょこっとついててなんだかかわいい。
    何でも食べるあおむしくん、最初は微笑ましいのだけど、小さな目を吊り上げて人間まで食べるにいたっては…ちょっとブラック(^_^;)
    あおむしくんが大きくなるにつれて背中に乗せたまさおがどんどん小さく見えて最後は点だし。

    どういうラストになるのかと思いきや…真実なのか夢なのか。どちらとも解釈できる内容に想像力が膨らみます。
    なんだか不思議な物語。

    ただし…うちの子にとっては怖いお話だったようで、「大人が誰もおらんくなってボクだけになったらどうしたらいいん?」と何度も聞いていました^m^

    投稿日:2013/11/18

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  • 緑ではなく青い「あおむし」くんが、まさおくんの帽子にくっついたところを発見します。あおむしくんはもう、何でもかんでも食べてしまいます。叱られるとすぐ「ごめんなさい。おなかがすいて、、、」と素直にあやまるのですが、また同じことをしてしまいます。そしてとうとう、パパやママまで食べてしまいます!まさおくんが泣くと「ごめんね、そんなにかなしむなんてしらなかったの」。そして他の町を食べ、反省しては船を食べ、、、、とうとう、世界にはあおむしくんとまさおくんだけしか残らなくなります。泣いたまさおくん、また謝りながらまさおくんを食べてしまうんです!!!でも、その後は全てがもとどおりのようにあおむしくんの中に存在していて、パパやママも生きていました。

    幼児向けの絵本なのに、こんなにシュールでブラックな絵本、みたことがありません!!!びっくりな内容でしたが、大人にもすごくオススメです!私は絶対5つ星つけます!

    ちなみに、今回は、家ではパパがかわいい声を作って読み聞かせをしたので聞いている私も「ええ〜!そうなっちゃうの!?」とびっくりでした。

    投稿日:2013/10/11

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  • 怖いのに癒される

    謎のあおむしが、パパやママや町をなにもかも食べていくなんて、すごく怖いです。
    でも、怖い反面、あおむしくんがとても癒し系で、怖さ半減です。
    見た目はもちろんのことですが、しゃべり方も癒されます。
    怖さがありながら、癒しもある、不思議な絵本でした。
    でも、子どもが読むと怖いかもしれません。

    投稿日:2013/07/23

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  • びっくりしました

    • おゆみさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子3歳、男の子0歳

    あおむしの本と言えば「はらぺこあおむし」だったわけですが、何となく適当に図書館で借りてきてこちらの本を読んでみました。

    緑のあおむしでなくて、青いあおむしで、なんでも食べちゃうという設定に笑ってしまいました。

    読み進めるにあたって、大人の私でも続きがきになり、最後はどうなるの??とワクワクしました。

    私たちの住んでいるこの世界もあおむしくんのお腹の中なのかな〜(笑)

    投稿日:2013/02/06

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  • ちょっと考えます

    みなさんのレビューでも様々な意見が出ていますが、確かに私も「これは深い!」ととらえるか「ちょっと怖い・・・」ととらえるか迷います。
    最初はいろんなものをパクパク食べる豪快さが面白かったのですが、さすがに人を食べ始めたときは「え!?」と驚きました。最後の最後はハッピーエンドのような感じもしますが、何も食べるものが無くなったとき、果たしてあおむしくんはどうするんだろう・・・?と妙に心にひっかかるものもありました。
    息子にはもう少し大きくなってから読んでみようかな。

    投稿日:2011/06/27

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  • すごく面白い

    私が小さい頃すごく好きだった本です。
    特にためになることとか勧善懲悪とか躾のためとかでは無く、
    純粋に物語を楽しむ本です。
    あおむしくんが、本当に水色でまるくて足が沢山あるのが、なんか変なんですが、(あおむしというと普通は、蝶の幼虫を思い浮かべるのでは)物語はもっと変わっています。
    なんでも食べちゃうあおむしくんが、なんでもかんでも食べてしまい、
    最後は主人公まで食べてしまいます。
    あおむしくんが主人公を食べてしまうシーンが好きで、子供ながらに何度も涙してました。
    0歳の娘は良く分かっていないようです。3才〜と書いてあるので、もっと大きくなったら楽しんでもらえたら嬉しいです。

    投稿日:2011/04/08

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