アンジュール ある犬の物語」 みんなの声

アンジュール ある犬の物語 作:ガブリエル・バンサン
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1986年05月
ISBN:9784892389573
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,302
みんなの声 総数 62
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

62件見つかりました

  • オトナ用

    • 赤きゃみさん
    • 30代
    • その他の方
    • 山口県
    • 女の子5歳

    幼児にはさすがに早いと思いますが
    哀感のあるストーリーに、
    そして絵のタッチ自体に、
    更にセリフが無くても圧倒的に伝わってくるものがある、
    それらのすべてに感動です。
    絵本というものの奥の深さ、幅の広さが実感できます。

    投稿日:2008/05/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵本の素晴らしさを改めて感じました☆

    この絵本は鉛筆によるデッサンで描かれています。

    車から放り出された犬。
    追いかけるんだけど車はどんどん遠くなって。。。

    突然独りぼっちになった犬が抱える、さびしさ・悲しみ・どうして??という胸が締め付けられるような気持ちが痛いくらいにこの絵からは伝わってきます。
    どんどんお話の中へ引き込まれます。

    もう読んでいて本当に悲しくなってしまいます。。。

    そして、最後の出会いに救われます。

    文字がない。
    色もない。
    デッサンで描かれた絵・・・

    絵本ってすごいなぁと改めて感じました。
    生涯そばに置いておきたいと強く思う中の1冊に加わった絵本です☆

    投稿日:2008/05/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • Un Jour(アンジュール)

    キャッチコピー 「絵本の原点 感動の一冊」

    絵本を読んで 素直な心になって余生を 楽しみたい!!!
    そんな気持ちで偶々出会った絵本です。
    話は捨て犬がさまよった末に、一人ぼっちの少年とであってほっとするという単純なすとーりー。
    感動したのはストーリーよりデッサン です。
    鉛筆のモノトーンで犬のしぐさが実に見事に描かれている。
    最近水彩画も始めたので、この絵本の見事なデッサンが参考書になります。
    歌も好きで、混声と男声で歌っています。
    世界の民謡、日本の童謡・唱歌も大好きです。

    どちらかというと子供よりも癒しを求める大人向きかも?

    投稿日:2008/03/20

    参考になりました
    感謝
    0
  • すごい!

    • かちゃみさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子4歳、女の子0歳

    字のない絵本。そして色も白黒で、周りの景色もほとんどなく、犬の姿、表情でここまで感情豊かにストーリーを完成させてしまうなんて。
    絵本だけど美術書を見ているような気がしました。
    ストーリーが切ないので子供には見せませんでした。大人に向けられた絵本のように思います。

    投稿日:2008/03/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • 良かった

    • なびころさん
    • 20代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子 5ケ月

    出会えてよかったです。実は何年か前に友達から勧められて読んだ事のある絵本でした。その時は独身で多忙な日々を送っておりじっくりと時間をかけて眺めませんでした。何年か月日が流れて再度手に取りました。感動しました。気持ちが伝わってきました。特に空に向かって吠えるシーン。そして子供と出会うシーン。不幸と幸福が同じ日に二度やってくる日。そうそうないと思います。娘にはまだ早いかもしれませんが私が楽しい時間を過ごすことが出来ました。美術館にいるような静謐な時間を楽しむことが出来ました。美味しいびゃでも入れてゆっくりと眺めたい絵本だと思います。

    投稿日:2007/10/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • マナーの悪さ

    車を運転しているのは、当然大人ですよね。ということは、犬をこんなところに捨てたのも大人です。このこころない行動のせいで、なんの関係もない多くの車が大変な目にあいます。私は、犬がかわいそうというよりは、大人のマナーの悪さが印象に残りました。

    投稿日:2007/05/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 悲しい始まり

    最初に読んだとき、その冒頭の展開に、あまりの身勝手さに腹立たしささえ覚えました。
    そのあとの犬の淋しげな様子、悲しい扱い、辛くて泣きそうになりました。
    でも、最後の展開に本当に泣きました。

    デッサンだけで、ここまで語れるなんて、すごいです。

    投稿日:2007/04/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 絵がすべてを語る!

    絵だけですが、絵だけで十分という感じでした。
    大人向けかな?と思いましたが、娘や息子は祖父母の犬とだぶらせてみていました。
    絵を見てるだけで、その状況が分かり、自然と心の中で文が湧き出てくるところがいいところだと思いました。
    絵も犬が生き生きと描かれていて素敵です。

    投稿日:2007/04/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子供なしで一人で読んだはじめての絵本

    子供と一緒に読まない絵本はこの絵本が初めてです。内容は衝撃すぎて4歳児には理解できないでしょう。あまりにも悲しいストーリーです。車の窓から捨てられた犬はそれでもなお元家族の車を追いかけている。捨てられるまではこの犬はどのように育てられたのかいろいろと自分なりに想像してしまいます。あとラストに一人ぼっちの少年と出会いますが彼もまた悲しい表情をしているように思います。どうして彼も一人ぼっちなのか、犬と連想してしまいます。最近の国語の教科書にも載っているそうです。

    投稿日:2007/04/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • 圧倒される力は感じるものの。

    • 千日紅さん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子1歳

    悲しさと衝撃から抜けられない。
    というのが、私の読後感です。

    車から投げ捨てられる犬ってとんでもなさも、ショックだけど、途中、犬が車道に飛び出して、よけようとした車が事故を起こすシーン。

    …駄目なんですよねえ。こういう展開は。
    落ち込むを通り越して、堪(こた)えます。私が悩んでもしょうがないんだけど。
    キツイです。

    なので、とてもじゃないが、ハッピーエンドな気持ちにはなれません。
    そして、正直なところ、好きにはなれません。

    力量を感じつつも、好きかといわれると、うーん……。と唸ってしまう本で、感情的には嫌いなのだが、やはりその存在感は見過ごせない。
    「よいと思う」とは、実はちょっとちがうのですが、星4つにしました。

    投稿日:2007/04/22

    参考になりました
    感謝
    0

62件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

みんなの声(62人)

絵本の評価(4.56)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット