宮沢賢治の絵本 ツェねずみ」 みんなの声

宮沢賢治の絵本 ツェねずみ 作:宮沢 賢治
絵:石井 聖岳
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2009年10月
ISBN:9784895881203
評価スコア 4.46
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みんなの声 総数 23
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  • ほぼ恐喝ですね

    まったく嫌なやつがいたものです。こんな人、確かにいそうです。

    知り合ったどんな相手の親切も仇で返すような、それどころか恐喝まがいのことをする対応にどんどん友達をなくしていきます。最後には本来は最大の敵であるはずのねずみ取りと交際しなければならなくなります。そのねずみ取りだって、はじめは彼をとじこめるつもりはなかったのに、親切にけちを付けたために、結局はツェねずみは自分を犠牲にしてしまうのでした。

    おろかだな、醜いなとむなしくなる話ですが、でも本当にどこかにいそうで、ますます不快な気持ちになってしまいます。

    『オツベルの象』と一緒に読むとさらに味わい深くなると思いました。

    投稿日:2010/10/29

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  • うっとうしい「まどうて」

     徹底的に「いやな存在」として、描かれているツェねずみ。こんな人が、賢治の近くにいたのでしょうか。
     イソップ物語でも、いやなキャラはでてきますが、こんなにうっとしいキャラはいないと思います。ふたことめには「まどうて」です。
     ねずみの性格が表情に表れています。

     ツェねずみのようなものに親切にしてもムダということでしょうか。
     ツェねずみのようにならないよう、私は気をつけようと思いました。

    投稿日:2010/10/23

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  • 責任転嫁

    「まどうておくれ」という耳慣れない言葉により強く物語を印象付けられました。
    責任転嫁をし続けるツェねずみは一度として晴れやかな表情を見せませんでした。
    でも このしぶとそうなツェねずみ、最後はぎりぎり下男の手から逃れて、
    改悛することもなく相変わらず「まどうておくれ」と
    言っているのではないかと思ってしまいました。

    投稿日:2010/05/14

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