へんしんシリーズの原点である第1作目。
トンネル(大きな土管のようでもありますが)をくぐると、変身する趣向。
「かっぱ」を連呼すると「ぱかっ」と馬になってしまうのですが、
読み方にややコツがありますので、しっかりと練習して読むのがポイントです。
聞いている子どもたちもコツを理解したら、一緒に呼びかけてくれますよ。
途中突っ込みどころもありますが、ご愛嬌ですね。
第1作らしく、ラストは綺麗なフィニッシュです。
その後の作品を知っている者にとっては、やはり洗練された印象があります。
その後の膨大なシリーズでは、ネタが同じものもありますが、視点を変えれば全く違和感がありません。
読み聞かせ初級者にもオススメです。