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作: のはな はるか  出版社: くもん出版
うさぎマンションには、 画家、パン屋、音楽家、魔法使い… いろんなうさぎが住んでいます。1部屋ごとに進行する物語を 見つけて、楽しむ絵本。

ふしぎなたね」 みんなの声

ふしぎなたね 作・絵:安野 光雅
出版社:童話屋
本体価格:\1,450+税
発行日:1992年
ISBN:9784924684676
評価スコア 4.58
評価ランキング 3,862
みんなの声 総数 25
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  • 計算したくなる

    安野光雅さんの絵本が好きで、こちらでのレビューを参考に本を探していたところ、この絵本をみつけました。

    タイトルの「ふしぎなたね」とは、仙人がある男にくれた2つのタネ。
    1個食べると1年間おなかが空かない、1個地面に埋めると翌年の秋には新たなタネが2個実る、というものなんです。
    もらった男は、数年間は律儀に1個食べて1個埋める、、、を繰り返していたのですが、あるときふと、2個とも埋めると翌年には4つに増えることに気づきます。

    さぁ、ここからが数学の世界です(笑)。
    4つに増えたタネ、1個食べて3個埋める→6個実る。
    6個のうち1個食べて5個埋める→いくつになる?
    これがどんどん繰り返されていきます。
    そのうち家族が増えて食べる数が増えたり、知人にふるまったり、貯蔵したりして計算が複雑になっていきます。

    ストーリーを追いながらついつい計算したくなります。
    息子もまだよく掛け算がわからないながらも、指を折りながら一生懸命数えていました。

    でもこの本は、算数だけじゃないんです。
    ラスト近くで、主人公にはアクシデントが待っています。
    それを乗り越えて、また始まる新たな暮らし。
    この社会の縮図かな、なんて思わせられました。

    掲載日:2010/01/22

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  • 絵本から「読書の次のステップ」へ

     美しい数学シリーズの7番目の本です。

     “むかし あるところに なまけものの おとこがいました。ある冬

    の日に、仙人に ふしぎなタネを 2こもらった ”ところからおはな

    しが始まります。

     “ひとつ(ひとつでもおなかいっぱいになります)はたべて、もうひ

    とつは 地面にうめておくと らいねんの秋に はかならず みのって 

    2こに なる 。これを くり返していれば ずーっと おなかがへる

    ことはない”といわれ、おとこは いいつけを守り、これを何年かつづ

    けました。 でも、あるとき 男は気づきます。たねを増やすことを。

     
     ここから、算数(数学)の出番です。

     読んでいるうち、一粒のたねの力の尊さに心うたれます。

    そして、自然界との(戦いを含めた)共存のための人間の知恵の歴史に

    感動します。


     
     昨年、5年生を対象に「朝読」で使いました。増えていく種の数を一

    生懸命に計算していた子もいました。

     今年、息子も5年生になり、1年生の時に読んだのとは異なり「たね

    ってすごい!」「農業はたいへんだ。」「農作物の余りから商業がはじ

    まったのかな。」「なんてったって、いのちだよな。いきてりゃ、なん

    とかなるさ。」なんてことをぶつぶつ。


     なんといっても安野先生の描かれる人物は、静かさの中に躍動感があ

    ると思います。どのページも美しくほほえましく、子どもたちも心落ち

    着けて読めると思います。



     小学生の読書量は、2年生がピークであとは右肩下がりということを

    良く聞きます。
     
     3〜6年と、テレビやゲームやカードを含め、たくさんの関心事や、

    交友活動、サークル・クラブ・部活動もあり、彼らの生活の幅も広がっ

    てくる故、読書の時間を意識的に持たなければ読めなくなるのも必須で

    しょうが、どうしても「読書の喜び」を伝えたく、選書に四苦八苦して

    います。

     
     この作品は、絵本から「読書の次のステップ」へと上手に子供たちが

    移行していくうえで、導いてくれる良書であると思います。

    掲載日:2009/06/01

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  • メモ紙とペンをご用意ください!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    自称算数大好きな5歳の娘と読みました。

    最初は、ふんふん、なるほどなるほど。
    ずーっと同じ調子で続いて、
    待ってましたやっと出てきたさんすう!と喜んだ娘。

    順調に足し算をこなしていき、
    でも、次から次に増えていく豆たちに、頭を抱えた娘。

    そしてシンプルですっきりとした絵とはうらはらに、
    どんどん事態がややこしくなる豆たち。

    もうここまできたら、足し算引き算掛け算割り算できる
    お兄ちゃんの登場です。

    うーん5歳には難しかった!
    私もさすがに暗算では無理!とネをあげました。

    本格的に読みたい方、メモ紙とペンをご用意ください!
    すらすらっとかんたんにできるさんすうは、
    最初の方だけですよ!

    掲載日:2016/11/29

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  • 算数の絵本

    2倍に増える種を使って、どんどん増やしながら自分たち家族でそれを食べていきます。

    算数の計算をしながら読むので面白いです。親にも面白い!!!親子で読むと本当に楽しめます。

    シリーズで、ぜひ家にそろえたくなる本でした。

    掲載日:2016/10/11

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  • 娘の性格

    算数の本だと聞いて、図書館から借りました。
    しかし、娘は全く違う観点で聞いていたようです。

    不思議な種を仙人から2個もらう怠け者のの男。
    1つ食べれば1年おなかがすかない
    1つ植えればかならず次の年の秋に2個収穫できる・・・。
    ある年、もっと収穫するために2個とも植えたところから、
    話が転がりだします。
    このあたりは、確かに、計算したくなる展開ですね。
    その後、男には、人生の転機(結婚や子供の誕生)が訪れ
    天災の試練もあります。

    なかなか奥深いと思いながら読み終えると
    娘は「すごい信じられる人なんだねー」と感心しきり。
    どういうことかと尋ねると
    「だって、仙人とかいう怪しい人にもらったものを、私はすぐには口にできない」
    「そもそも植えたら必ず実がなる保証はどこにもない。リスク管理すべき」
    とのこと・・・・。
    娘は人一倍ビビリで、警戒心が強く、他人にあまり期待しない性格です。
    あぁ、この子はこういう思考するんだ・・と
    娘の冷静な一面を見てしまい
    苦笑する母でした・・。

    掲載日:2016/03/08

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  • 数学入門

    とてもおもしろい絵本です。
    計算をしないと、なかなか進められない絵本ですが、計算をすることを苦に思わせない魅力があります。
    計算が大嫌いな私が、何度も何度も計算を繰り返しました。
    数学を楽しむだけの絵本ではなく、教訓もこめられていて、目先のことにとらわれるのではなく、後々のことを考えていくことの大切さも感じました。

    掲載日:2013/09/05

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  • 人々の営みと再生

    父が数字が大好きな息子と安野光雅ワールドの虜になっている私の為に
    買って来てくれました。

    すぐに、繰りかえされる2つの種のうち1つを食べて1つを植えるの単
    純さに惹きつけられ、でも、これって永遠同じことの繰り返しだけれど
    どうなるの? まさかこのまま続くわけがないよね?と思っていたら、
    爆発的な数に!

    この話は、たしかに算数の話なんですが、それだけじゃない奥深さがあ
    りました。2つとも植えることにした時が、まさに人間が利益や財産を
    増やす瞬間だったのでしょう。

    そして努力と共に順調に財産を増やし家族が増え、ところが台風がやっ
    てきて洪水になり....

    もうじき東日本大震災から1年目を迎えますが、この話がとても被災者
    の人々とダブりました。
    でも、この本には希望があるのです。手元に残った少しの種からまた始
    めるのです。

    まだ何も変わらないのかもしれないし、結局は同じように被災した訳で
    はないから、被災した方々の本当の気持ちは分っていないのかもしれま
    せん。でも、どうか、この本の最後のように、彼らがまた初めから始め
    ようという希望がもてることを祈ってやみません。

    そして、この本は安野さんは本来そのようなつもりで描いたわけじゃな
    いと思いますが、そういった人々を勇気付けたりする力を持った絵本な
    のだと思います。

    もちろん単純に、息子のように算数の話としても楽しめるし、秘めた力
    を持つ本として、もっともっと人々の目にとまって欲しい本だと思いま
    した。

    掲載日:2012/03/05

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  • 混乱しちゃいます・・・

    とても温かみのある絵で、見ているだけで和みます。
    しかし、何度読んでも親が訳がわからない状態です。
    息子のほうがまだ理解できているのかも。

    私がわかったのは、
    @ちょっと考えて、ちょっと我慢すると、いい結果が得られることがあるんだよ。
    A嵐が来て台無し、そういうこともあるよね〜。
    その程度です。
    途中段階はちんぷんかんぷん。

    息子は好きなのですが、安野さんのすうがくシリーズは私には難解です。
    でも、至らない親の説明が無くても、見ているだけで理解できているようなので、
    さすが安野さん!と思います。

    掲載日:2012/03/02

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  • ほしいなぁ

    • あみむさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子12歳

    小学校で読み聞かせボランティアをしています。
    6年生への読み聞かせ本を探していて、借りてきました。

    安野さんの素朴で優しい温かさのイラストがとっても素敵!
    ふしぎなたねの金色が効いていて、特別な種という感じが出てて
    一個食べたら、一年おなかがへらないなんていいなぁ〜
    ほしいなぁ〜!って思います。

    最初のうちはとっても簡単なので、6年生むきじゃなかったか…
    って思っていたのですが、いやいや、だんだん難しくなってきて。
    途中から頭がぐちゃぐちゃになってしまいました(笑)。
    これ、読み聞かせに使うのだったら、答えを書いたプレートを
    用意しておくとよいかもしれません。

    余談ですけど…
    この本面白かったのに、100%楽しめなかったのは…
    図書館で借りた本なのですが、心無い方が私の前にこの本を借りたようで、
    鉛筆でいちいち、答えの数字が書かれていたのです。
    ちょっと面倒くさいし、そうしたい気持ちはわからないでもないけど、
    この書き込みがなかったら、息子ともっと楽しみながら読めたのになぁ…
    ってかなりがっかりしました…。

    掲載日:2012/03/02

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  • 絵も文章もすてき

    安野さんの絵本は大好きなのですが、うかつにもこの本の存在を長いこと知らずにいました。
    なまけものだった若者が「ふしぎなたね」をもらったことで
    変わっていきます。
    努力して、工夫をして、あきらめずに生き抜くこと…
    大切なことを教えてくれる絵本です。
    嵐が過ぎ去ったあとの家族の場面に胸を打たれました。
    絵も、文章もすばらしい作品です。

    幼稚園くらいの子に読んでももちろんいいのですが、
    私は10歳の長女のために読みたいと思って購入しました。
    折を見て読み返したい絵本です。

    掲載日:2012/02/20

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