「もじゃ もじゃ」 みんなの声

読んでいて、ほとほと感心してしまうのですが、本文のリズムが小気味よく畳み込まれていくかんじで、あっというまに暗誦してしまうんですよね。思わずすぐ手に取ってすぐ読んであげてしまいます。最後の「鏡に映ったきれいなこだあれ」というところでは、表紙と、裏表紙のもじゃもじゃのルルちゃんと交互に比較するように見せてあげながら「事前･事後」ということが分かるようにしてあげてます。あと、ふだんの生活の中で私が洗髪して乾かしながら「もじゃもじゃだよー」なんて楽しんで活用してます。

子供の頃は大人と価値観が全く違います。

私が小さいときに理解できなかったのが「こざっぱり」。

きちんと髪を切りに行きなさい、とか一緒に美容院に行くわよとか散々母親を困らせたものです。

そんな子供の様子が描かれている本書。

とっても懐かしいです。

ラストのルルちゃんは本当に小綺麗になっていて、今から読み直すとすてきです。

当時は理解できなかったのですがね。（笑）

　女の子って、いつから女の子になるのでしょう？０歳台の頃は、帽子も、髪をくくるのも嫌がっていたのに、最近では、ママのお化粧の真似をしたり、ブラシで髪をといたり、お気に入りのお洋服ばかり着たがったり・・・。
　かわいいと言われたら喜び、おしゃれの真似ごとをする娘がかわいくて、ついつい購入した絵本です。
　いろいろな「もじゃもじゃ」が出てきます。最後は、もじゃもじゃの髪の女の子。でも、きれいにカットしてもらって、おしゃれな頭になります。
　まだ１歳の娘にはちょっと早いと思っていたのですが、「身だしなみ」を教える最初の一歩にはなったと思います。
　この絵本を読んであげる前は、髪をくくるのもじっとしてなくて、結局もじゃもじゃ頭でお出かけしていたのが、最近では、鏡の前で、自分が「おしゃれ」になるのを喜んでいるようです。

もじゃもじゃ頭のルルちゃんですが、他の物と同じようにさっぱりと髪を切って、きれいなかわいいルルちゃんに変身です。最低限の身だしなみは、とても大事。うちの娘も毎朝髪の毛をトキトキしています。ルルちゃんもトキトキしようね、と言いながら本を見ています。

せな けいこさんの「おかあさんのつくった絵本」シリーズの中では文章表現上、お父さんも読みやすく、からっとした感じがして好きです。自分の頭ももじゃもじゃの時には子供と一緒に床屋へいってすきっとしたくなります。購入して読んだ時期が割合遅かったためか、このシリーズはみなページの破れ等もなく今も結構きれいです。子供たちが自分で手にとって見ると言うよりはちょっと怖いもの見たさもありつつおとうさん、おかあさんに読んでもらう、と言った感じでしょうか、、、。

まだ一歳になったばかりの息子は、最近髪が急激に生えてきて、朝起きると、もじゃもじゃになっています。
なので、この本を見せながらいつも髪をとかしてあげるのですが、きっとまだ判ってないですね（笑）

でも、「もじゃもじゃ」と言う言葉のイントネーションが面白いらしく、いつもじっと座って髪をとかさせてくれるようになりました。

絵も貼り絵（？）のようなやわらかいタッチだし、言葉も簡潔なので読みやすい絵本だと思います。

ウチの息子はこの絵本を読んであげると、いつも決まったところで笑い出す。それは・・「ころも　ちょき　ちょき」のシーン。せなけいこさん独特の可愛い千切り絵のモコモコした犬がすっきりスリムな犬に大変身する場面・・どうも、ウチで飼っているこれまたモコモコした犬を連想するらしい。
それと、最近になって「ルルちゃんは？　やっぱり　ちょきちょき」の場面でハサミを指差すようになってきた。成長したなあ〜とつくづく感心してしまう（親ばか！？）。
でも絵本ってそんな子供の成長に気付かせてくれるので、本当に素晴らしいと思う！！

つい最近、家の整理をしたという夫の実家から、この本がやってきました。我が家は末っ子の次男がもうすぐ６歳になるので、「いまさらなぁ〜」というのが正直な感想でした。でも、この本自体は割と好きだったので、試しに次男に読んでみました。
すると反応がいいのです。見開き２ページに、簡単な文（或いは言葉）と、シンプルな絵があって、すごくわかりやすいところが子どもに受けるようです。
次男は特に「まあ、本当にもじゃもじゃだ」とか「切ったらスッキリしたね！」と感じたわけではなく、「もじゃもじゃ」という言葉の響きと、もじゃもじゃモノが次々紹介されていくのが楽しいようです。
ベストセラーの本は、年齢に関係なく子どもが反応するものですね。

幼稚園くらいの頃、母の散髪がイヤで家中逃げ回っていたことを思い出します。今、息子の髪を切る立場になり、ついつい伸ばし放しにしてしまい、反省しています。２歳半の今はそれほど嫌がらず切らせてくれるのですが、クシとハサミが出てくる場面では、し〜っかかり絵を見せています、「○○ちゃんもこの前ちょきちょきしたねぇ」って感じで。
身だしなみやキレイなことが気持ちいいということを理解出来たようです、多分。

せなけいこさんの切り絵風な感じのイラストが印象的な
絵本です。
いろいろなもじゃもじゃが登場します。
なかでもすごいのがるるちゃんの髪の毛。娘も
るるちゃんがちょきちょき髪の毛を切って、かわいくなる
ページが気にいってました。
お出かけにも便利な手のひらサイズの絵本でした