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オオカミくんはピアニスト」 みんなの声

オオカミくんはピアニスト 作・絵:石田真理
出版社:文化出版局 文化出版局の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年09月
ISBN:9784579404384
評価スコア 4.75
評価ランキング 840
みんなの声 総数 19
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  • 実は誰もが。

    絵本の中では、オオカミって悪役で嫌われ者のことが多いですよね。
    そんなイメージから、オオカミとピアノという組み合わせが意外で逆に惹かれました。
    「孤独」、これって実は誰もが抱くテーマなのかも知れません。だから心打たれるのではないでしょうか。
    家族がいても友達がいても、孤独ってありませんか?
    子供はやがて育ち自立する、家族だってそれぞれの環境があるそれぞれの職場だったり、友達だっていつまでもずっと一緒ってわけにもいかない、結局「人は生まれる時も死ぬ時も一人」って言葉があるように、いくら近しい人でもそれぞれの人生があり、その人生はそれぞれ別々ですからね。
    全く孤独を感じない一生なんてないのかも知れません。
    それが少なからずわかるから、この絵本を読んだ大人たちは心にくるのかな!と思いました。

    投稿日:2019/02/27

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  • ちょっと悲しくなっちゃう。

    9歳長女に読みました。オオカミとピアニストなんて、ミスマッチだなーと思って借りたのですが、切ないお話でした。

    「ピアノを弾いてください」という手紙が届いて、ピアノを演奏しに行くオオカミくん。そんなオオカミくんにも悲しい現実が・・・。

    何だか悲しくなるお話でした。でも、とても絵が素敵です。大人の方が心にしみる本かもしれません。

    投稿日:2017/04/10

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  • 大切なピアノがあるから・・・・・・

    ひとりぼっちで孤独だげれど、オオカミくんには、大切なピアノがあるから生きがいがあるから、演奏してほしいと依頼があって必要とされているから羨ましく思いました。オオカミくんの演奏を楽しみにしてくれてるから、どんな遠くにでもピアノを引っ張っていけるのだと思いました。

    投稿日:2017/02/12

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  • なんだか切ない

    オオカミくんは、ひとりぼっちのピアニスト。
    あるひとおいところからてがみがとどきました。
    『オオカミくん、ぜひピアノをきかせてください』
    オオカミくんは、ピアノと一緒に何日も何日も歩いて、やっと海辺にたどりつきました。
    そこで、カモメたちにピアノをきかせてあげました。
    次は、何日もいくつもの山を越えて、りすくんのいる森へ…
    オオカミくんのピアノを弾く姿、ぼんやりと考えている姿、夢を見ているような姿に、心が浄化されるような気持ちになりました。
    オオカミくんが、静かに、何かを伝えてくれる、オオカミくんの気持ちを思うとなんだか、とても切なくなりました。
    最後に訪れた場所って…

    投稿日:2015/01/14

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  • 孤高のピアニスト

    登場するオオカミくんは、孤高のピアニスト。
    そしてとてもロマンチスト。
    自分のピアノを聞かせてほしいという依頼の手紙があれば、どこまでも出かけていくのです。
    とても夢のある絵が気持ち良く感じます。
    オオカミくんは、ピアノを聴いてもらえるだけで幸せなのだけど、やっぱりオオカミはオオカミ。
    羊の中で演奏していたら、どこからか「食べられちゃうよ」という声。
    その一言で、せっかく楽しんでくれていた羊たちは逃げ去ってしまいました。
    オオカミくんを理解してくれる人もいるのだけど、そうでない人もいるのです。
    これからも、オオカミくんは依頼されれれば出かけていきます。
    次はどこでピアノを弾くのだろう?
    どこまでも話が続きそうです。



    投稿日:2011/12/25

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  • 「独り」ということ

    童話の世界ではいつでも悪者のオオカミ。
    その「オオカミ」と「ピアニスト」という
    一見ミスマッチな組み合わせのタイトルと、
    繊細ながらしっかりとしたトーンの表紙絵に惹かれて手に取りました。


    「オオカミ」だからひとりぽっちなのでしょうか。
    けれどもオオカミくんのもとにはピアノを聞かせてほしいと
    手紙が届きます。

    出かけて行くたびに、
    少しずつオオカミくんに変化が見られます。

    感情表現が豊かになってきたオオカミくんが
    羊たちと喜びを分かち合っていたまさにその瞬間、
    厳しい現実を突き付けられます。

    オオカミくんは一人ぽっちです。

    オオカミくんはかわいそうでしょうか。

    いいえ、また手紙が届いて
    オオカミくんは出かけていくことにしたのですから。

    言葉は淡々と静かですが、
    きれいで構図豊かな絵がオオカミくんの気持ちを代弁してくれます。

    子どもがどの部分に着目するか分かれそうですが、
    新たに出かけていくオオカミくんに希望の気持ちをこめて、
    小学校の図書ボランティアで読み聞かせました。

    投稿日:2010/02/15

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  • 一人ぼっちじゃない

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子14歳、女の子12歳

    オオカミくんは手紙をくれた人のところまで演奏をしに出かけていきます。一人でグランドピアノを引っぱって旅していくのです。オオカミくん、グランドピアノ、イスの順番でひもにつながれて進んでいく姿がとても印象的です。
    オオカミくんは、手紙をくれた人たちのまえで演奏するとき以外は、いつも一人ぼっちですが、さみしさや孤独感は伝わってきません。
    きっと心のなかに、たくさん思い出とこれからの想いがつまっているからしょう。オオカミくんが歩いてく姿は、大きく手をふり、颯爽としていて、希望にみちあふれています。
    この本を読んだ子どもたちに、「一人でいても一人ぼっちじゃないんだ」ということが伝われば良いと思います。おもちゃのピアノにひもをくっつけて引っぱって歩く子どもが出てくるんじゃないかと思われるほど、オオカミくんの姿はカッコイイのです。

    投稿日:2009/07/07

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  • 切なさいっぱい…

    今にも優しい音色が聞こえてきそうな表紙の絵に惹かれました。

    ページをめくり「そして、ひとりぼっち」の言葉にドキッ!!
    一瞬にしてオオカミくんの孤独感が伝わってきます。
    「ピアノを聞かせて」の手紙に胸おどらせる オオカミくん。
    自分のピアノ演奏を喜んでくれたみんなを想う オオカミくん。
    絵本全体から、オオカミくんの優しさ、嬉しさ、そして寂しさが
    溢れでて、胸がジーンと熱く切ない気持ちになりました。

    本当は、決してひとりぼっちじゃない!
    ピアノを通し みんなとつながっている!
    わかっているけど、私には、切なさいっぱいのお話でした。

    投稿日:2009/05/31

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  • 大人にも子供にも伝わる

    表紙の絵に惹かれて手にしました。
    ピアノの優しい音色が似合いそうな
    ちょっと切ないお話でした。

    一人ぼっちのオオカミくんにピアノ演奏依頼の手紙が届き、
    手紙の送り主に会うためピアノを引いてはるばる出かけて行きます。
    そして手紙の送り主達にピアノを聴いてもらって、
    オオカミくんは帰ります。オオカミくんはまた一人ぼっちですが
    演奏会の思い出がオオカミくんの心の支えになっています。
    そこへまた演奏以来の手紙が届きます。

    オオカミくんはピアノを持ってどんなに遠くにでも
    演奏を聴いてもらいに出張し、帰ると一人ぼっち。
    演奏会の思い出を胸に毎日を過ごしています。
    そんなオオカミくんは幸せなんだろうかと考えさせられちゃいました。
    行く先々でグランドピアノの蓋を開けて演奏するオオカミくんは幸せそう。
    鋭いツメを持っているけれど、サラサラの髪と長いまつ毛や手足、
    繊細な雰囲気のオオカミくんは何の見返りも期待せず
    大きなピアノを遠くまでひぱって行き、手紙の主の元で演奏します。
    戻ればまた一人ぼっち。なんだか切ないです。
    でも、幸せな時間の思い出があるから、
    この先にも自分が必要とされる楽しい時間が
    きっと待っていると信じているから、一人ぼっちも頑張れる。
    そんな強いオオカミくんも感じられます。

    息子は最後にオオカミくんに届いた手紙に星がついているのを見て、
    「オオカミくんは天国に行くの?」と訊いてきました。
    オオカミくんが次の演奏をどこでしたのかは読む人によって
    感じ方が違うかもしれません。
    ウチの子にはハッピーエンドとはいえない終わり方だと
    感じたようですが、繰り返し読まされる絵本です。
    大人が読むと色々考えさせられますが、
    子どもが読んでも伝わる何かがあるようです。

    投稿日:2009/04/20

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  • 孤独なピアニストの生活

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    寂しそうな表紙の絵と、ピアニストという題名に惹かれてこの本を手に取りました。

    一人ピアノを弾いてるオオカミ君のところに、演奏してくださいという手紙が来ます。ピアノを担いでどこにでも出かけ、いろいろな動物たちから御礼をもらうオオカミ君。

    孤独ではあるけれど、演奏をして人を楽しませる喜びを知ってるオオカミ君は、音楽を通して人とつながってる。
    「また一人になっちゃった」という台詞が何度かでてきますが、決して一人ではないと私は思います。
    私も少しピアノを弾きますが、人に対して聞かせようとする演奏と自分だけで弾いてるときは、音色も緊張感も違います。
    その辺の差を、うまく絵であらわしてるなーと思いました。

    子供よりも大人が読んで、色々感じられる一冊だと思います。

    投稿日:2009/02/22

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