「ひよよとおばけちゃん」 大人が読んだ みんなの声

可愛い可愛いおばけちゃんに出会ったぴよよが友達にその話をしますと、どんどん伝言ゲームが始まり、コワーーーイオバケを想像していってしまいます。
でも、実際に会ってみると、、、。
可愛いお話にほっこりします。

おばけに出会うひよよ。
動じませんね。
まあ実際かわいいおばけちゃんですしね。
おばけに会ったことをお友達に言ったら、又聞きしたお友達お友達でどんどんおばけちゃんがこわいおばけになっていって！？伝言ゲームというかこういうことってありがちですよね（笑）。

ひよよとおばけちゃん、すごくおもしろかったです。ひよよちゃんからリレーまたは伝言ゲーム式に、おばけのことを動物からちがう動物へと伝えていく場面が楽しめました。リレーまたは伝言ゲームの動物の順番が、だんだん、大きな動物になっていったおかげか、おばけのイメージまでだんだん、大きくなっていったところが個人的におもしろさのつぼに入りました。

最初に読んだ時は、可愛いお話だけど小さいお子さん向けだから、それなりに怖くないおばけのお話だなと思いました。
でも、もう一度よく見てみると、なんと、どのページにも見えないおばけちゃんがいるとわかり、楽しくなりました。
「見えなくてもいる」のがおばけですからね。

かわいいかわいい、おばけちゃん。
「おばけちゃんにあったよ」という話が、口伝えで広がっていくうちに尾ひれがついて、最後は、おばけかいじゅうくらいにイメージが膨らみました！
うわさって、こわいです。
おばけちゃんと対面したみんなの呆気にとられたような、ほっとしたような表情がいいですね！
それにしても、かわいいおばけちゃんでした。

　小さな子どもが好きな、おばけのお話。
　ひよよが友達に、おばけちゃんの話をすると、どんどんふくらんでいきます、、、。おばけちゃんの姿が見えたときの、みんなの表情が、ほほえましいです。これからは、おばけちゃんも、みんなの友達ですね。

　きれいな色合いで描かれた絵と、縦長の場面がよかったです。
　読み聞かせにぴったりの、おしゃれでカワイイ絵本でした。

　異界のものに出会っても、すっと受け入れる　ひよよちゃんのおおらかさ、やさしさが　いいなと思いました。おばけちゃんの存在に気付いて、「なあに・・？」と話しかけくれたからこそ、おばけちゃんは姿を現したのですよね。

　次々とお友達の頭の中で、どんどん空想が膨らんで、だんだんこわーいオバケになっていくおばけちゃん。ふわふわと浮きながら、みんなの様子を見ていて　どう思っていたのかな？「友達になりないなー」と思いながらみんなの近くにいたのでしょうね。

　ひよよちゃんの仲立ちで、おばけちゃんも友達がたくさんできて良かったです。人間関係でもこんなことあるなぁ〜と、ふと思ったりしました。

かわいいひよこの物語。
ひよよが出会ったのはかわいいおばけちゃん。
おばけにちゃんをつけるのが斬新！なんだかそれだけでかわいらしいです。
そして、伝言ゲームでだんだんこわいおばけになっていくおばけちゃん。
本当はこわくないんだよ、って本物を見れば伝わるよってメッセージなのでしょうか。
お化け絵本は怖がらせることが多いので、めずらしいですね。
お化け嫌いな子供にとてもいい本だと思います。

おばけちゃんの2つの目をみつけて、なあに、、？っていう
ひよよちゃんが、のんびりしていてかわいいです。
こういうの、伝言ゲーム？連想ゲーム？
「おばけちゃんにあった」から、「おばけがでた」に言葉も変わり
頭の中で想像する姿も　こわくて巨大化しているみたいです
結局みんながあったおばけちゃんは、ちいさくてかわいくて
おともだちになれたようです。

全頁試し読みで読みました。ひよよが、おばけちゃんにあって、そのことをあおむしくんに伝えます。

　　「おばけにあったんだって」

　　「こんなかな〜？」

　いつものメンバー、あおむしくん、うさぎさん、くまさん、わんちゃん、きりんさん、ぞうさんと次々に伝えますが、どんどんと想像が膨らんでこわいおばけになっていきます。伝言ゲームみたいです！

最後に、「よろしくね！」とおばけちゃんの登場がよかったです。ほのぼのとしました。