さるくんをはじめ、動物たちのこの表情が見れば見るほどかわいく見えてきます。
ひとりぼっちのさるくんが偶然たどり着いたバナナの遊園地は、アトラクションに乗るにはバナナを1本渡さなければなりません。絵本の右上に描いてあるさるくん手持ちのバナナの数が、アトラクションに乗るたび減っていくのが面白いですね。ゲームやってるみたいです。さるくんは、同じように一人ぼっちのうさぎさんを見つけ、気にはなっているものの、声をかけられずにいます。ついに声をかけたのはお化け屋敷の中でした。一緒にお化け屋敷を進むうちに仲良くなった2人。お化け屋敷を出て、1本のバナナを二人で分け合う姿に、さるくんにも大切な友達ができてよかったなとほっとしました。勇気を出してうさぎさんに声をかけてよかったですね、さるくん。