甘さにアメリカチックなSFの世界が繰り広げられています。
一つ一つの描写がとても細かくて丁寧に描きこまれているので、
たとえSF系のお話が苦手な人でも、読んでいるとあっという間にウィーズナーの作品の世界に入り込んでしまいそうです。
小学校高学年か中学生くらいの女の子の壮大な実験!!と、思っていたら、実はそうではなかったんですね〜。
最後のオチに登場する宇宙人たちの顔が、今流行りのクシュッとなる柔らかい素材のクッションみたいで、面白かったです。
この宇宙人たちのモデルはタコのようですね〜。
細かくてリアルな絵が好きなお子さんや、SFが好きな人たちにお薦めします。