挨拶言葉の本です。
くまちゃんが朝起きて「おはようございます」、サザエさん家のように垣根を挟んだお隣へは「ごきげんいかがですか」。
朝ごはん「いただきます」と言えば「おあがりなさい」との返事。
この後、くまちゃんはお母さんとお見舞いへ。お姉ちゃん(?)とお父さんは結婚式へ。
夜には電話がかかってきて、叔父さんがやってきます。
それぞれに挨拶が交わされます。
丁寧なのはもとより、こう言えばこう返すといった返事も載っているのがおもしろいでしょうか。またキャラクターごとに微妙に口調が違うのも楽しい。
娘5歳にして、「”いいえ”ってどういう意味?」ですって。母はショックです。
かこさとしさんの細々と見る楽しみも失われてはいません。
馬の夫婦へのお見舞いシーンは、30年経った今でも記憶にありました。