舌ながばあさん・朱のばんこという妖怪のお話です。
絵が「武健華さん」という中国の方なので景色や服装を見ていると中国のお話のようにも思えるのですが・・日本の江戸時代の福島県の民話なのだそうです。
人間を脅かそうと村におりていきた妖怪が村の異変に気づき助けるという不思議に楽しいお話でした。
異変とは・・・現代につながる自然破壊です。
昔も今も人間って進歩がないのでしょうか??
4年生に読み聞かせしたのですが、展開もおもしろく絵も独特なので後から数人でじっくり見入る子どもも多かったです。
最後のページが楽しくてこんな妖怪ならおどかされてみたいです・・