以前紹介したことのある『かむかむ』の続編(?)です。
かむかむも面白かったけど、これはかむかむ以上に面白かったです。
進行役はかぐかぐ姫。彼女のしゃべりが何ともいえず、魅力的でした。
かぐかぐ姫の好きな遊び、クンクンと物をかぐこと。その遊びを通じて、においがあるから、食べ物を味わえること。臭いにおいが危険を知らせてくれることなどを教えてくれます。
中でも、「かぐかぐすればするほど、どんどんあたまのなかにたまっていくの。あたまのなかにたまったにおいは、そのにおいを かいだときのおもいでを よみがえらせてくれるのよ。」って、ところにジーンとしてしまいました。
皆さんも、こういうにおい(かぐかぐ)の思い出って、あるでしょ?
最後、読み終えると、とても清々しい気分になれて、この絵本に出会えてよかったなって、気持ちになりました。
お勧めです!