年長クラスの読み聞かせ絵本を決める際、
メンバーの前で読みました。
「自分の子(年中さん)にも、聞かせてやりたいわ。」と、
とても評判が良かった絵本です。
この絵本は、モンゴルの伝説をもと書かれました。
モンゴルの人々は、自分のことを生み、育ててくれた
お母さんの大きな恩を敬って、
「おかあさんのお乳は、花のしずくを集めてわかしていれた、
一杯のお茶ほどに貴重である」という言い伝えです。
バートル少年は、その昔話を聞いて、
夜中に家を抜け出し、心の花を探しに行くのです。
途中、モンゴルの昔話に出てくるというマンガスやショルマスが、
バートルの行く手を阻みます。
そんな中、バートルは心の花を見つけるのです。
画面いっぱいに咲く白い花。
その小さな花びらの上で、朝露のしずくが輝いていました。
バートルの母への想い、優しさ、とても素敵です。
なんていい子なんでしょう。
そして、小さな少年の冒険に拍手。
よく頑張ったねって褒めてあげたい。
ラスト、幸せいっぱいの家族団欒に、
どこの国でもいっしょなんだな〜と思いました。