商店街で「こんにちは」と声をかけられ、「あのおばちゃん、だれやったろか?」と商店街を進みながら思い出そうとする男の子。
道で会って挨拶して「あの人だれだっけ?」と思うことってありますよね?
それが面白おかしくつづられています。
一人でボケて、一人でつっこんでいる男の子や商店街のおばちゃんの絵と、
そのリズムのいい文章がとてもマッチしています。
長女は表紙からずーっと大爆笑でした。
とくに、「・・・ありえへん。それ、うちのおかんや・・・」とか「とし、とりすぎやがな」にはお腹を抱えて笑っていました。
最後には誰だったかがわかるのですが、それにも納得。
ああ、この人ならすぐにはわからないよなぁ・・・と。
商店街の看板や、店の中の表示なども笑える要素満載。
裏表紙には、次の絵本があるんじゃないか・・・という期待を持たせています。
大阪弁が苦手でも、勢いで押せば何とかなります。