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lazy_planet

パパ・40代・大阪府、女の子14歳 男の子3歳

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自己紹介
大阪在住の、主夫です。
一人娘のために、いつも絵本を読んでいます。

子どもに読み聴かせる絵本も、大人が読んで考える絵本も好きです。
好きなもの

絵本
図書館
本屋さん
古本屋さん
町の本屋さん
絵本のある本棚
小さな絵本屋さん
外国の古い絵本たち
絵本を選ぶ書店員さん
絵本を作る作家と詩人家
絵本にかかわるすべての人

lazy_planetさんの声

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なかなかよいと思う 戦争の体験を知る   投稿日:2015/06/01
8月6日のこと
8月6日のこと 作: 中川 ひろたか
絵: 長谷川 義史

出版社: 河出書房新社
戦後70年、もう戦争を知っている人の多くは、80代、90代となり、そのときの体験をリアルに伝えていくのも難しくなりました。

その実際に起こった体験を絵本に起こしてくれたのが、この絵本。
広島の原爆によって、大好きなお兄さんを失ってしまった母の話。その時の様子を伝えていくことは、歴史を学び、戦争を省みること、そして、今後も2度とこうした悲しい出来事を世界のどこにも起こさないために必要なことです。


この絵本には、英訳も同時についています。

海をこえて、広く広くこの青い色をした空と海を守ることを伝えていかなければと思います。
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ふつうだと思う やじるしの向く方向に   投稿日:2015/06/01
やじるし
やじるし 作: 平田 利之
出版社: あかね書房
「やじるし」が私をいろんなところに連れていってくれる。
形を船に変え、飛行機に変え、傘に変え、かごに変え、やじるしのある方向に何があるのか、どきどき不安で楽しみな、そして無事に家まで送ってくれる。

やじるしをたどっていくことは、子どもにとっても不思議な旅の始まりのように思います。そんな秘密の旅へ、この絵本は楽しませてくれます。
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なかなかよいと思う 仲良しなカエルの子とザリガニ   投稿日:2015/06/01
999ひきのきょうだいのおとうと
999ひきのきょうだいのおとうと 文: 木村 研
絵: 村上 康成

出版社: ひさかたチャイルド
小さなちょっとのんびり屋のかえると小さなザリガニの子ども、二人は兄弟になって遊びます。

大きくなってカエルになったおにいちゃんは、ヘビにおそわれてしまいます。
でも、そのとき助けてくれたのは・・・

カエルとザリガニ、どちらも身近な水辺の生き物です。
そんな親しみのある生き物どうしの助け合いが温かい物語を作っています。

かわいらしいイラストのシリーズ。
子どももとても気に入っています。
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自信を持っておすすめしたい ちがうからおもしろい   投稿日:2015/06/01
みんなそれぞれ
みんなそれぞれ 作: tupera tupera
出版社: PHP研究所
みんなそれぞれうまれ、みんなそれぞれあるく。
みんなそれぞれたべて、みんなそれぞれそだつ。

みんなそれぞれであい、みんなそれぞれおどる。
みんなそれぞれまよい、みんなそれぞれいきる。

みんながいて、それぞれだから、おもしろい。

とてもメッセージ性の強く、それを面白くそれぞれの世界で描いています。

あるく、とぶ、はしる、のびる、およぐ、まよう、かくれる、おどる、たべる、みる。

いろいろな生き物が、いろいろなことができる。
そのやり方はさまざまで、どれもみんな違う。

一つ一つの動作でも、いろんな目的があって、できることとできないことがあって、それぞれのやり方がある。

当たり前のことだけど、そんなそれぞれの生き方をしている多くの生き物が、たくさんいて、一緒に暮らしていることを、きちんと子どもに伝えていきたいです。
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自信を持っておすすめしたい モノトーンの世界に彩りを与える   投稿日:2015/05/26
アナベルとふしぎな けいと
アナベルとふしぎな けいと 文: マック・バーネット
絵: ジョン・クラッセン
訳: なかがわ ちひろ

出版社: あすなろ書房
とってもかわいらしい女の子のアナベル。

アナベルの拾った箱のなかには、色鮮やかな毛糸がありました。ふしぎな毛糸は決して絶えることなく、編み続けることのできる不思議な毛糸。
白い雪と黒いすすでおおわれた町に、アナベルはこの毛糸で彩りを与えていきます。

町中のみんなにセーターを編んで、それでもまだまだ毛糸はのこって、町中の景色もどんどん色鮮やかにしていきます。

ある日、オシャレな王子がやってきて、その箱を買おうとします。
でも、どんなにお金を積まれても、アナベルは箱を売りません。ついに王子はその箱を盗もうとしますが、王子が箱を開けると中身はからっぽ。

不思議な毛糸はアナベルだけが使える特別なもので、アナベルはたとえ王子が呪いをかけてもずっと幸せでいられます。


ジョンクラッセンのかわいい絵柄と、素敵な彩りに目を奪われるとても美しい絵本です。
もちろん、子どもにとってもわかりやすいお話ですが、アナベルの毛糸が示すものはいったい何でしょう。

邪心のない、町のみんなを明るくしたいという純粋で無垢な気持ち、それをアナベルはひたすら編み続けていたようにも思います。

そう思うと、とても温かい気持ちになれる作品です。
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なかなかよいと思う あかりをけすための、あまりにも大げさな大仕掛け   投稿日:2015/05/26
あかりをけして
あかりをけして 作・絵: アーサー・ガイサート
訳: 久美 沙織

出版社: BL出版
8時になったら、明かりを消して眠りなさい、といわれたコブタくん。
でも、暗いと怖くて眠れない、安心して眠れるように明かりを消すための工夫をしてみた。
ベッドのそばにあるひもを引っ張ると・・・

ここから、コブタくんの考えた家中をかけめぐる大仕掛けがはじまります。

文字による説明もなく、ただ絵の中で、どんどん仕掛けが連なって進んでいきます。

これがああなって・・こっちの糸が切れて・・・と、親子で読みながらたどっていきます。

そして、最後に明かりが消えて、コブタくんは満足そうに眠りにつきます。

仕掛けの面白さをとてもダイレクトに伝えている本です。
ピタゴラスイッチで、仕掛けの面白さをよく知っている私たちには、とても受け入れやすい本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい クジラのことを想う優しい静かな時間   投稿日:2015/05/26
クジラにあいたいときは
クジラにあいたいときは 文: ジュリー・フォリアーノ
絵: エリン・E・ステッド
訳: 金原 瑞人

出版社: 講談社
クジラにあいたいときは まどがいる それと うみも
「あれ、クジラかな?」と かんがえる じかんが いる
クジラにあいたかったら イスは ちょっと すわりごごちの わるいほうがいい
もうふは ちょっと ねごこちの わるいほうがいい
ねむいと クジラは みつからないんだ
クジラは クジラだからね

優しい絵とやわらかい言葉で表されたみごとな訳。
哲学的とも思える一つ一つのフレーズに込められたクジラへの思いがとても強く伝わってきます。

クジラにあいたかったら、みちゃいけないものがある。じっと目を凝らして、待って待って・・・やっと会える。

ゆったりと海を泳ぐクジラは、絵本にもよく登場するとても親しみのある動物であると同時に、なかなか会うことのできないどこか空想の世界に住む生き物のような遠い存在でもあります。

そうしたクジラの与えるイメージは、子どもにとって大きな想像力をはぐくませる存在でもあるように思います。
時々、クジラのことを想ってみる。クジラにあいたいときは、そんな一人の優しい静かな時間が必要だったりするのだ、と気づきます。
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なかなかよいと思う エレベータを開けると広がる世界   投稿日:2015/05/26
ふしぎなエレベーター
ふしぎなエレベーター 作: パウル・マール
絵: ニコラウス・ハイデルバッハ
訳: 関口 裕昭

出版社: ほるぷ出版
ドイツの作家による不思議なエレベーターの物語。

エレベーターにのって、目的の階にいく。そのあいだのわくわくした感じ、扉が開いた時の新しい世界が広がる感じ。
そうしたどこか違う世界に連れていってくれるようなエレベーターを見事に絵本の世界に落としこんで、不思議な世界が待っている物語に招待しています。

でも、一つだけ押してはいけないボタンがある。それは、現実とつながるためのドア。案内人の小さな男は、その扉が開くとともに消えてしまいます。

日常のなかで、エレベーターに乗るとき、私たちは当たり前のように、いつもの駐車場に入り、いつものフロアにたどり着きます。

でも、子どもの想像力の世界では、どこか不思議なところに連れていってくれる、魔法の乗り物なんだ、ということを改めて気づかせてくれました。
そうした子どもの思い、わくわくした気持ちを大切にしてあげたい、と思わせる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 地震に備えた訓練の大切さ   投稿日:2015/04/23
はなちゃんの はやあるき はやあるき
はなちゃんの はやあるき はやあるき 作: 宇部 京子
絵: 菅野 博子

出版社: 岩崎書店
小さなころ、避難訓練や防災訓練など、学校で行われることが多かったけれど、
正直、遊び半分、少しみんなでおしゃべりしながら「訓練ごっこ」しかしていなかったように思います。

自分自身の経験でさえ、そんなものなので、いま幼い子どもに、こうした日常の訓練の大切さ、万が一の備えとそのときに慌てずに対処できるための準備の大切さ、
それらをどう伝えればいいのか、わかりませんでした。

しかし、この絵本は、そうした訓練の大切さを、実例をもって、やさしく、わかりやすく、描いています。
地道な日々のはやあるき、はやあるき、の訓練が保育園のみんなを救った、一生懸命みんながんばった、そんな様子をまざまざと示すことで、子どもにも本当に大切なんだと気づかせてくれる、そんな絵本です。

東日本大震災が起きて、自分の地域でどこに、どのように避難すればよいか、改めて考えた人も多いと思います。
幼い子どもと一緒にそうしたことを考えるうえで、とても重要な一冊です。

うちの子もどちらかというと、おっとりとした逃げ遅れそうな子です。
あまり教訓じみず、でも大切な部分がしっかり伝えられるので、しっかり読み聞かせたいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 美しい絵と文章の織り成す暖かな物語   投稿日:2015/04/23
おひさまパン
おひさまパン 作・絵: エリサ・クレヴェン
訳: 江國 香織

出版社: 金の星社
3歳の子供には、まだ難しい表現が多いかもしれません。
江國香織さんの訳は美しい文体で、作絵のイメージを損なうことなく、丁寧に書かれています。
「暖かさ」一つとっても、いろいろな表現方法、形容、語彙があるのだ、ということが、子供にも伝えられたら、、、と思っています。

おひさまのあたたかさ、パンの焼ける香ばしいにおい、ふわふわの感触、動物たちの喜び、絵と文章からそうしたものを感じ、読み取ってもらえるよう、何度も読み聞かせて行きたいと思います。
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