あのマーガレット・ワイズ・ブラウンの名作が、新しい絵とともに生まれ変わりました。
日常に突然おとずれた「死」とその受けとめ方を、やさしくおごそかに描いた絵本です。
この作品は、以前『ちいさなとりよ』(レミー・シャーリップ 絵 与田凖一 訳)というタイトルで、岩波書店より出版されていました。
今回は、Last Stop on Market Street で、ニューベリー賞とコルデコット賞オナーをダブル受賞したばかりの、今をときめく画家クリスチャン・ロビンソンが絵を担当し、新たな風を吹きこみました。
ストーリーのすばらしさは言うまでもありませんが、クリスチャン・ロビンソンならではのダイナミックな場面展開、そして、どこかほのぼのとしたユーモラスな味わいが、ストーリーをいっそう際立たせています。
生命の終わりをやさしくみつめる不朽の名作です。
続きを読む