ふゆのよるのおくりもの ふゆのよるのおくりもの
作・絵: 芭蕉みどり  出版社: ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
きょう、ティモシーとサラはもみの木をかって帰りました。きれいに飾りつけをして、クッキーを焼いて、さあ、これからおでかけです。
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なつめやしのおむこさん
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なつめやしのおむこさん

  • 絵本
作: 市川 里美
出版社: BL出版 BL出版の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2016年08月10日
ISBN: 9784776407584

5〜10歳
272×220p 32P


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みどころ

「なつめやし」という果物の名を、日本の子どもたちはあまり聞いたことないかもしれません。
表紙には、頭に布をまいた少年。木の上をみあげています。
作者は「旅する作家」、市川里美さん。
旅行で訪れたパリにそのまま移住して以来、海外で絵を描き、世界で出版された絵本は70冊を越えます。
そんな作家さんが「オマーン」というアラビアの国を何度も訪れて作った絵本とは……?

オマーンの山のふもとにすむ少年、マンスールは、いっこうに実をつけない一本のなつめやしの木が気になっていました。
「どうして、あのなつめやしの木に、実がならないの?」
おかあさんに尋ねてみて知ったのは、あの木がメスの木だということ。オスの木が近くになくて花粉が飛んでこないから、あまい実をつけられないのだということでした。
なつめやしのおむこさんを探しにいきたい!と思い立ったマンスールは、オスの木をわけてもらえるよう、コーヒーポットを手みやげに、山をいくつもこえて、別の山のふもとに住む老人の元へ歩いていくことにします。
さあマンスールはおむこさんの木を手に入れられるのでしょうか?
その前に、目的地にはたどりつけるのでしょうか――?

トラブルつづきのマンスールの旅。一緒に歩くロバ、ハムザは、頼りになるような、ならないような……小さな男の子にぴったりの気のおけない相棒です。
日が暮れて野宿をするときも、のどが渇いて水場をさがしにいくときももちろん一緒。

市川里美さんの絵筆によって、土のぬくもりあふれるオマーンの暮らしが描き出されていきます。
とれたてのなつめやしの実って、きっととても甘くておいしいのでしょう。
そしておいしい実がなることは、マンスールの家族だけではなく、村に住む人々にとってよろこばしく、食料としても助かることにちがいありません。

「おいしいなつめやしが食べたい!」という願い。
それはマンスールの冒険の原動力であり、まだ小さな男の子であるマンスールに長旅をさせるお母さんやお父さん、オスの木を持ち帰ることを待つ近所の人たちの素直な気持ちのあらわれなのかも。
古いコーヒーポットが価値を持つことや、家族団らんの風景など、私たちの価値観とはまたちがう風景に出会えるのが本書の魅力でもあります。
読み終えたら「オマーン」という国について調べてみるのもおすすめです。

マンスールとハムザのように、動物と助けあいながら暮らす日々は、動物好きの子どもたちにはあこがれかもしれませんね。

(大和田佳世  絵本ナビライター)

出版社からの紹介

アラビアの山のふもとに少年マンスールは暮らしています。マンスールはやしの木を見上げ、いつもいつになったら実をつけるのだろうと思っていました。おかあさんに聞いてみると、その木はなつめやしのメスの木なので、オスの木がないと実をつけることはできない、と教えてくれました。マンスールは、じゃあ、おむこさんをさがしに行こう、遠くの山まででかけることにしました。
世界中を旅し、その経験をベースに絵本を創作している市川里美さん。この作品は、市川さんが、アラビアのオマーンを何度も訪れて作った絵本です。アラビアという、とおく離れた国々はどんな暮らしをしているのでしょう。中近東というと、紛争が多発し怖い地域と思われがちですが、絵本にでてくるのは、家族を中心に、素朴に、心ゆたかに生きる人たちです。その土地のなかにある自然や暮らしを大切にしながら、子どもらしく家族を助け、わくわくした心を大切に生きている少年マンスール。世界のどこに行っても、平和に、けなげに生きる人々がいることをやさしく伝えてくれる作品です。

ベストレビュー

なつめやしの木に実がなって食べれるようになったお話です

オマーンの山に暮らす少年マンスールは、なつめやしの木に実が

ならないのは、オスの木がなければ実をつくることができないと

知って、遠くに住むおじいさんにオスの木をもらいにお出かけしま

す。お土産のコーヒーポットを湖に落としてしまいますが、おじいさ

んは、温情のある人で、オスの木をわけてくれました。

マンスールが大きくなるころには、メスの木は甘い実をつけるよう

になってみんなで分け合って食べる姿が素敵だなあと思いました

素朴な純情な人々の暮らしがイラストからにじみ出てます。
(ぴょーん爺さん 60代・じいじ・ばあば )

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なつめやしのおむこさん

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