スウェーデンのいなかの,小さい小さい「やかまし村」には,家が3軒きり,子どもは6人しかいません.6人はいっしょに遊んだり,女の子組と男の子組と張りあったりしながら,いつもにぎやかです.
少し前に聞いた「ブックトーク」の講習会で、講師に見えた司書の先生がこの絵本をとても褒めていらしたんですよ。
やかまし村の子どもたちのどの章も楽しいし、色々な視点で描かれているので、ブックトークでも紹介しやすい児童書だと、言っておられました。
少し前までは、リンドグレーンといえば「長靴下のピッピ」「名探偵カッレくん」くらいしか知りませんでしたが、彼女はこういうほのぼのしたものも書かれているんですね〜。
各章がとても短いので、寝物語に1章づつ読んであげるのもいいかもしれません。
あまり、ドキドキワクワクする冒険談ではありませんが、
北欧の小さな村の生き生きと遊ぶ子どもたちの姿は、
お話を読んだり聞いたりするのになれているお子さんなら、
身近な友達のように感じられるかもしれません。
この本の対象年齢は小学校中学年以上ですが、主人公たちが小学校1,2年生なので、私は読んであげるなら2年生くらいでも大丈夫ではないかと思います。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子14歳、女の子9歳)
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