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どこがちがう? なにがちがう?『くらべるえほん たべもの』 【NEXTプラチナブック】

きれいな色のクリームソーダがふたつ。 大きなアイスと真っ赤なさくらんぼがのって。 ひんやり冷えて、美味しそう。
でも、このふたつ。 どこかがちがうのです。 とこがちがうか、わかるかな?
こんな風に、この絵本にはよく似ているたべものがふたつ並んで登場します。どちらもスイカに見えるけど、どちらもバナナに見えるけど。どこかがちがう。どちらもそっくりなお菓子だけど、どちらも大好物な料理だけど。なにかがちがう。
このまちがい探し、かんたんそうに見えてむずかしい。むずかしいけれど、よく見て、よく考えれば、答えはちゃんと見えてくる。「ちがいを発見する絵本」なのです。発見できたら、今度はどんどん興味がわいてくる。なんだかワクワクしてきます。
子どもたちは写実的な絵も大好き。図鑑と絵本の楽しさが両方味わえるこの絵本。じっくり時間をかけて、好きなだけ眺めて、みんなで話し合って。色々な時間が過ごせそうですね。巻末には丁寧な解説もありますよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

二つの似ている食べ物。よーく比べて見てみると…。同じように見えるものでも、よく見比べると必ず違いが見つかる。正解は一つではありません。じっくりと観察して、自分なりの違いを見つける、考える力を育む絵本。

表紙に描かれたクリームソーダがとっても美味しそうだったので、気になって手に取りました。
見開きの左右のページそれぞれに、食べ物が並んでいます。二つは本当によく似ていますが、ちょっと違う。間違え探しのように、どこが違うかを考えて楽しむ作品です。
エビフライと海老の天ぷらの違いは、全然わかりませんでした。
まるで写真のように写実的で美しいイラストで、大人も楽しめました。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子21歳、女の子18歳、男の子15歳)
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