
人が寝静まった満月の真夜中に、ひっそりと開く一軒のおふろや。それは「ねこのための」おふろやです。え、ねこってそんなにおふろが好きだったっけ? ところが今日もたくさんのねこたちで、にゃーにゃーとにぎわっているようです。
「こんばんにゃ〜。おとな100ニャン、こどもは50ニャン」
バンダイにいるのは、ネコモリさんとネコハラさん。タオルだってかしてくれます。つめとぎもご自由に。ニャンプーハットもありますよ。そしておふろやの名物はもちろん、「ぬる〜い おふろ」。
「ごくらくにゃ〜」
ねこたちの気持ちよさそうなこと。ああ、なんだか力が抜けてきます。「まっしろゆ」に「もふもふゆ」、「またたびゆ」まであって。もう溶けそうな顔をしていますよ。ねこたちの暮らしにも、色々と苦労があるのかしらね。みんなでおしゃべりしたり、情報交換したり。たまには、こんな社交場も必要だったりして。家にいても、結構自由に過ごしているように見えますけどねえ。
最初から最後まで、ずっと気持ちよさそうなねこたちの表情を満喫できる、この一冊。今夜もまた、絵本をひらけば「ぬる〜い」お湯が待っていてくれますよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

ようこそ いらっしゃい! ここは まんげつの よるにだけ ひっそり ひらく ねこの おふろや。 きょうも たくさんの ねこたちが ぬる?い おゆで スッキリ にゃっぱり。 にぎわっていますよ。

ねこはふろ嫌いだと思っていたので、とても新鮮に感じました。
ねこのための工夫も面白く感じました。
ひょっとしたら、おふろが苦手な子のための、導入絵本でしょうか。
おふろあがりの牛乳は、手を腰にあてる定番ポーズが笑えました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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