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おばけたちが通う、おばけえん。そこでは大入道がゲタ箱でつみきをしたり、雪女が氷のお弁当を食べたりしています。先生は変身上手の古狐。やまんばは人間の食べ過ぎで(!)おなかをこわしてお休みです。ちょっと怖くて、でも愛嬌たっぷりのおばけたちが繰り広げる、愉快な園生活。それを15篇の詩でご紹介します。どれも調子が良く、声に出して気持ちの良い詩ばかり。1篇だけ読んでも、1冊通して読んでも楽しめます。

「詩の本」ということだったので、子どもの反応を気にしつつ読ませていただきました。しかしながら、私の心配は杞憂で、リズミカルな詩とたくさんでてくるおばけに、子どもがとてもこの本を楽しんでくれていることが感じられました。斬新でおもしろい絵本でした。 (さくらっこママさん 40代・ママ 女の子9歳、男の子6歳)
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