

皆さん、知っていましたか? あの横断歩道の白い線、実は渡る人々のために今日も「がんばって並んでいる」ことを。
「みなさん、おつかれさま。こうたいの じかんでーす」
そう声をかけられた横断歩道の白い線たちは、よっこらしょっと起き上がり、歩いて銭湯に向かいます。仕事のあとのお風呂は極楽、極楽。なにしろ、横断歩道の仕事は大変なのです。騒いでも、遊んでも、歩行者に話しかけてもいけません。それでも彼らは、横断歩道を笑顔で渡る子どもたちを見ると嬉しくてたまらないのです。
ところがある日、横断歩道を渡らない子がいるではありませんか! あぶない!! 自分たちのせいだと落ち込んでしまった白い線たちは……。
物語の主人公は、まさかの「白い線」たち。想像もしたことのなかったその日常風景は、驚きと笑いでいっぱい。私たちがいつも安全に道路を渡れているのは、白い線たちが優しく見守ってくれていたからだったのです。ユーモアたっぷりの絵を楽しみながら、もう一度交通安全について、横断歩道を渡ることの大切さについて、考えてみてくださいね。そしたらきっと、あの「白い線」たちも喜んでくれているはずですよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

「どんなときでも しっかり ならんで みせましょう!」 ひとびとのため、きょうも しっかり どうろに ならぶ しろいせんたち。こどもたちが おうだんほどうを えがおで わたるのを みて、うれしくて たまりません。ところが──。
横断歩道を渡ることの大切さや楽しさを、ユーモラスに伝えるおはなしです。

新しい感じの交通安全の絵本、そんな気がしました。横断歩道の大切さが、この本を通じてわかるだけでなく、横断歩道の苦労???も楽しく読めてしまい、子供たちが興味を持って横断歩道を渡ろうとしてくれる、そんな絵本だと思いました。幼稚園くらいの子だと、楽しくはりきって横断歩道をしっかりと渡ってくれるようになりそうですね。 (ピンクちゃんさん 50代・ママ 女の子15歳、男の子8歳)
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