
昔、ファンという大食いの若者がいました。あんまりたくさん食べるので、家は貧乏になり、母親に「悪魔でもつかまえておいで」と言われて家を出ます。オオワシの背に乗り、コヨーテにまたがり、3人の行者に道を尋ねながら旅を続けた末に、とうとう悪魔の住む、火を噴く洞穴にたどりつきました。行者に悪魔の弱点を教えてもらったファンは、いよいよ悪魔と対決! 豪快な民話を、メキシコを熟知する版画家が力強く描きます。

昔話や民話など、なんでそうなった?!みたいなお話が結構あるので面白くて好きです。今回はメキシコの民話、ということで何も先入観なく読みました。まず、出会う動物がコヨーテ、というのが海外っぽくて、大食いだから悪魔を連れてこい!などというお母さんの道理の通じなさも面白く感じました。特に教訓とかがこめられているわけでもなく、ただただ物語として楽しめました。 (ままmamaママさん 40代・ママ 女の子12歳、女の子8歳、男の子6歳、女の子4歳)
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