気鋭の作家、山本真嗣が極細の筆で描く、驚くほど細やかで、夢に溢れた世界。
<前作からのあらすじ> ふたりで絵本を読んでいたピックとニック。読み進めていくうちに、ふたりは絵本の中の不思議な世界へ・・・。人魚の国から、ガルーラ城まで、8つの世界を旅したふたり。ガルーラ城の王様に、鳥ロボットに乗ることを許されたふたりは、今度は宇宙の旅に。ピクニック気分で超高速宇宙旅行を楽しんでいたとき、ふたつに分かれそうな星を発見して・・・。
絵本の中を旅する、というだけでファンタジーですが、それぞれの場所がとっても楽しいところです。
氷の国やプレゼント工場など、わくわくします。
細かく丁寧に描かれた絵に、見入ってしまいます。探しものをみつけるためじーっと見たり、ちょっと離して全体を見ても、おもしろいです。
クイズの探しものを見つけたら、自分たちでクイズを作っても遊べるなと思いました。いつの間にか、自分も絵本の中を旅している気分になります。 (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子11歳)
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