きみの話を聞かせて しろさめ作品集(小学館集英社プロダクション)
全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集!
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)
テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?
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23件見つかりました
アデールは弟のシモンを学校に迎えに行きます。 シモンはしょっちゅう、落とし物をします。 「シモン、きょうはおとしものをしないで、帰ろうね」というアデールですが…。 二人が歩くのは、実際のパリの町の風景。 表紙を開くと、パリの地図があり、二人の歩いたルートも見ることが出来ます。 公園や博物館や美術館で、何かひとつ、落としてしまうシモン。 読みながら、絵に隠された落とし物を捜し、さらにパリを散歩している気分になります。 巻末の解説ページを読んで、それぞれの絵には、もっといろいろなお楽しみが隠れていたことが分かり、もう一度、最初のページから読みました。 落ち着いて、美しく、垢抜けた画が心地よい一冊でした。 プレゼントにもよいと思います。
投稿日:2021/06/03
学校によく忘れ物をする9歳の男の子に読みました。 シモンの忘れっぷりには驚いたようで、落とし物をする度に「そんな所にどうやって落としたの?!」とか突っ込みを入れながら楽しそうに落とし物を探していました。 帽子とクレヨンがなかなか見つからず、親子で苦労しました。 一度読んだら飽きるかと思ったけど、二度目も読んでと持ってきたので気に入ったようです。 対象年齢はもう少し小さい子向けかなと思います。
投稿日:2019/01/23
楽しめました!娘(4歳)と懸命に探しました。 これまで知っていたこの類の本は、子供は夢中になっても、わたしは楽しめませんでした。けれど、これは、大人も楽しめるものです。 アデールとシモンと一緒にパリをあちこち行った気分になるし、すこし高いところに視線があるのでは?風にでもなったような気分でわくわくします。 帽子がどうしても見つけられなかったのですが、最後に見事に種明かしもしてくれて、すっきり。全てどこにあるか分かったあとでも、今度は物語に本腰をいれて、何度でも楽しめます。 おとしものに目くじら立てずにそれを楽しんでしまうこの話。しかも、人の善意ですべてシモンのもとに戻ってくるのは、どこかほっこりもする物語です。 行く先々に友達がいたからこそ、みんなシモンのものだと分かって持って来てくれます。いつも行くところがあって、そこに挨拶する人がいるって、なんて心の暖かくなることかと思います。人とのつながりも感じた本でした。
投稿日:2015/12/24
「ないしょのおともだち」「ないしょのかくれんぼ」が大好きな娘に何かバーバラマクリントックさんの絵本を!と思いこちらも見てみました。 男の子シモンが主人公の絵本で,探し遊び絵本になっています。 探し遊びの楽しさとパリの景色満載で,親子で楽しめる絵本だとも思いました! 毎度のことながら細かいイラストに魅了されますね! あとは購入においては,探し遊び絵本は何度も何度も手に取ってくれるかなというところはありますが。
投稿日:2015/10/23
20代の終わりに一人旅でパリを訪れました。 その時の思い出がよみがえってくる一冊! ついつい、探し絵本であることも忘れて、町のあちこちを探索してしまいました。 しかも現代ではなくて、ちょっぴり歴史を感じる服装や調度品なども見て楽しめます。 パリの街並みを歩きながら、探し絵を楽しめる、楽しさ2倍の絵本です。
投稿日:2015/10/07
シモンくんの落し物を探しながら、20世紀初めのパリの町を散策できちゃいます! ページをめくるたびに、落し物をしてくれるシモンくん。 お姉ちゃんの慌てぶりをよそに、シモンくんは超マイペース! 対照的な感じが面白いんですよね〜。 美しくて上品で、のんびり穏やかなパリの町。 細かいところまで丁寧に描かれていて、とっても素敵です! ほんとうにパリの町に来たみたい。 探し遊びは1場面にひとつなので、そんなに難しくありません。 パリの景色とストーリーも楽しめる、贅沢な一冊です!
投稿日:2015/09/04
落し物ばかりしている男の子・シモン。 学校に迎えに来たお姉ちゃん・アデールの忠告も聞かず パリの街をあちこち寄り道をしているうちに、次々と持ち物を落としてしまいますが・・・。 初め、私は絵探しの本だと気づきませんでした。 絵の中にマドレーヌを見つけ、 「げんきなマドレーヌ」もパリの名所を描いていたなぁ・・・と懐かしく思い出していたら、 「本、あったよ!」と息子がシモンの落し物を見つけたではありませんか。 そこから、物語と絵探し両方を楽しむべく、 ページを行ったり来たりしながら、ゆっくり読み進めました。 お話も、絵も、もちろん絵探しもみんな楽しくて、なんて贅沢な絵本♪ 困ったさんなのに憎めない、天真爛漫なシモンと、 文句をいいながらも愛情深く弟の世話を焼いているアデールの関係がいいなぁと思いました。 アデールがいてくれるから、シモンは伸び伸びとしていられるのでしょうね。 こんな一日の終わり、いいなぁ・・・読後感も極上です。 見返しに絵本に出てくるパリの街の地図、巻末に解説があり ちょっとしたパリ旅行の気分が味わえるのも優雅な気分。 幼児さんから、大人の方までおすすめです。 きっと懲りていないシモンの続編「アメリカ旅行」も気になります。
投稿日:2012/01/08
シモンの落とし物を探す、「遊び」の絵本ですが、絵がとってもすてきです。 全体がマロン色で、パリの雰囲気ぴったりです。 シモンのマフラーや手袋を探しながら、一場面ごとに、じっくり絵を楽しんで見ました。最後のページの、解説文を読んでから、また見直しました。 あのマドレーヌたちが、ちゃんと並んでお散歩しているのが、ほほえましかったです。
投稿日:2011/10/23
年長さんの頃にも確か読んだことがあったと思いますが、『ないしょのおともだち』『どろんこのおともだち』と 最近、バーバラ・マクリントックの作品を読む機会があったので、また読み直してみました。 学校帰りのお話ということもあり、園の年長時代に読んだ時より反応がよかったように感じました。 ページをまた前に戻って、なくなったものを確認したり、どこでなくしたかを見つけたりと楽しかったようです。 それに男の子が主人公ということろでも親近感を抱いたようです。 バーバラ・マクリントックの絵なので、クラシックな感じはありなながら細部まで細かく描かれていて、 これ一冊で探し物をしながら、パリの名所旧跡も旅したような気持ちになります。 知らなかったのですが、この続編もあるようですね。ぜひ読んでみたいでです。 マフラーなど出てきますから、冬の時期にぴったりの内容です。
投稿日:2010/12/17
4歳の息子と読みました。 シモンが下校して家に帰り着くまでの落し物を 絵本の中で探していく、 ゲーム感覚で楽しめる絵本です。 猫の絵、手袋、マフラー、帽子、色鉛筆、セーター、上着・・・ パリの街を姉のアデールと歩きながら、 どんどん落し物をしていくシモン。 そのページのどこかに必ずあるはずなので 二人して目を皿にして探すんですが、 これが結構意外なところに落ちてたり! 息子の方が探すのが早かったりして、二人で盛り上がりました。 そして、絵もステキ〜! 全体的にとっても暖かい色使いで、 さらにパリの町並も楽しめます♪ 意外なところで、一番最後のページ、 シモンの脱いだブーツがベッドの下においてあるんです。 「ボクもおうちで長靴はきたぁ〜い! ボクもフランス人になりたぁ〜い!!」 と、訳のわからないダダをこねられ、笑ってしまいました。 そこまでシモンに陶酔しなくても・・・(笑) とにかくとってもお勧め! 親子で盛り上がること間違いなしです!
投稿日:2010/09/29
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