「おたんじょうびのおくりもの」 ママの声

友だちの誕生日にプレゼントしようと思ったりんごでしたが、どこにしまったのか忘れてしまい、記憶をたどりながら探していくと。。。
大事に大事にしまったはずが、あげてしまっていたのですね。でもそのおかげで、代わりのプレゼントが手に入ったのでよかったです。いいことしたから、いいことが返ってきましたね。
忘れてた記憶をたどっていくと。。そうだった！！と自分でも思い出してビックリなことあったりしますよね。
仕事やミスできないようなことだと、冷や汗タラタラですが、こちらは可愛らしく、微笑ましいお話です。

とても素敵なお話で子供たちにも何度も読んであげたい、そんな1冊だと思いました。リンゴをめぐっていろいろと起こりますが、最後結果的に素敵なことになったので良かったです。優しい気持ちが結果素敵なことを招くのですね。いろいろ見習いたい感じもしました。

とりあえず

ぴょんぴょんは忘れん坊だっていうことが

よくわかりました。

ぴょんぴょんは友達のみみーの誕生日を

忘れていました。

おいしいりんごがあったことを

思い出しましたが、どこにしまったのか・・・

いろいろ探しましたが、

なかなか見つかりません。

このお話はツッコミどころがたくさんあります。

人からもらったものを人にあげる

そのシステムに笑ってしまいます。

みみーの登場がなくて残念です。

冬の季節にほっと心温まるストーリーです。
うさぎのぴょんぴょんが、友だちのみみーのお誕生日の贈り物を考えるストーリーです。
まずこの発想が素敵です。
そして、急に思い出したので、すぐに、というのがなんともスリリング。
最初は、お礼にもらったりんごを探すところからスタートですが、
しまった場所をたどる過程が面白いです。
結局万事休すですが、意外な方向に、でもキュートな結末にほっこりです。
ぴょんぴょんの心掛けの結果でしょうね。
やや込み入っているので、小学生くらいからでしょうか。

雪が止みました。
友達の、みみーのところに遊びに行こうとしたぴょんぴょんは、今日がみみーの誕生日だと気づきます。

とっておきのリンゴをプレゼントしようとしたぴょんぴょんですが、大事にしまいすぎて、リンゴが見つかりません。

ぴょんぴょんは、プレゼントを見つけられるかな？

ページをめくるごとに「あ、あそこに置いたんだ！」とリンゴを探す、ぴょんぴょんの姿の可愛いこと！
少ない小道具で、お部屋の様子や暮らしぶりが伝わってくるのもおもしろいです。

ページの余白が多いので、疲れず、ゆったりと、ぴょんぴょんと一緒にリンゴを探す事ができました。

オチは、なるほど･･･と、思わず笑顔になってしまいました。
よかったね、ぴょんぴょん。

「与えるものは成功する」という言葉を、時々耳にします。
自分の利益よりも相手の利益のために行動する方が、結果的に成功する、ということだそうです。

この絵本の主人公であるぴょんぴょんは、今日が友だちのみみーの誕生日だということを思い出し、りんごをあげることにしました。
そのりんごは、プーおばさんのためにおつかいをしたご褒美でした。
でもそのりんごが、どこを探しても見つかりません。
そして、メーメおばさんにあげたことを思い出します。
この時ぴょんぴょんは何も持っていないはずですが、すぐに素敵なことが起こるのです。

絵本のテーマと違うかもしれませんが、「与えるものは成功する」とは、きっとこういうことだと感動しました。

お子さんに繰り返し読み聞かせると、とても素敵な大人になるかもしれない絵本です。

やまわき ゆりこさんの絵が大好きなので
それだけでも読んでよかったです。

それだけでなく、ぴょんぴょんの
慎重なんだけど、うっかりものの感じが
読んでいて、自然と笑みがこぼれてきました。

でも、大切に思うものこそ
変に片づけたりして、分からなくなったりするんですよね。
ぴょんぴょん、気持ちわかるよ。