クリスマスの大そうどう」 ママの声

クリスマスの大そうどう 作・絵:デイビッド・シャノン
訳:小川 仁央
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2007年11月
ISBN:9784566008847
評価スコア 4.68
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  • クリスマスは慎ましやかに。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    同じ作者の作品『あめふりのおおさわぎ』と
    お話の雰囲気がちょっと似ています。

    主人公のメリウェザーさん。
    クリスマスを祝う為に 自分の家の窓を
    白い電球でぐるりと飾っただけなのに…
    お隣さんのひと言がきっかけで
    イヴを迎える頃には 家はすごいことに。
    (ちょっと賑やか過ぎるけど
     きれいなイルミネーションです 笑)
    何でも一生懸命に取り組むのは良いけれど
    目的を見失ったり
    周りが見えなくなったりするのは困りものだなぁと
    つくづく感じるお話です。
    過ぎたるは及ばざるが如し
    本末転倒も甚だしいかぎり…。
    でも そこはデイヴット・シャノンさんらしく
    大騒動もハッピーエンドにうまくまとめられていて
    ホッとします。
    それにしても メリーウェザーさんの奥さんは
    そんなだんなさんを最後まで批判することなく
    その言葉や表情からは
    まさにマリア様を想像させられました。
    お祭り気分が過ぎて クリスマスの本当の意味を
    忘れかけている私たち現代人にピリリとくる絵本でした。

    投稿日:2008/01/10

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  • ハイテンション

    デイビットシリーズや『あめふりのおおさわぎ』など、同じ作者さんの絵本が楽しくて大好きなので、こちらも読むのが楽しみでした。
    ハイテンションなクリスマス絵本。
    メリウェザーさんは、いつもささやかにクリスマスを祝っていましたが、ある年、いつもより気合を入れてクリスマスイルミネーションを飾ったら、それがどんどんとエスカレートして……。
    はちゃめちゃだけれど、みている分には十分に楽しく、ワクワクした気分になれます。

    投稿日:2023/01/08

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  • クリスマスの過ごし方

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、女の子5歳

    5歳の娘が図書館から借りてきました。
    表紙の絵と「クリスマス」という言葉が気にいったようで、
    とってもウキウキしていた娘。
    8月の夏真っ盛りに・・・クリスマスかい?とつっこんだものの、
    4月後にやってくるクリスマスをどうお祝いするべきか、
    心で考えさせられる一冊でした。

    とにかく派手に派手に一心不乱に飾りつけにうちこむメリウェザーさんと、
    彼についていけずに困っている家族の姿、
    そして怒り狂う近隣住民たち。

    本当に迷惑な話なのですが、
    メリウェザーさんに全く悪意がなかったと分かったときの
    近隣住民の方々の優しさ、
    そして奥さんがメリウェザーさんにかけた言葉が、
    とってもジーンときます。

    ささやかに、大切な人たちと過ごすクリスマスが一番。
    飾りやプレゼントよりも心のふれあいを大切に。
    そう思わされた一冊でした。

    投稿日:2016/08/26

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  • 子どもたちは天使のコスプレ?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    「だめよ デイビッド!」の作者のクリスマスの絵本です。
    まさに「クリスマスシーズン・お薦めの棚」から見つけてきました。
    この絵本は、割とよくある「クリスマスをお祝いする」系のストーリーではなくて、
    クリスマスの飾りつけをしているうちに、“一際美しく大きく、素晴らしく飾る”ことに火がついてしまったメリウェザーさんのある種失敗談的な話にしてあるところが面白かったです。

    最近は少し落ち着いてきましたが、日本でもクリスマスの時期、
    自宅の外壁などを煌びやかなイルミネーションで飾るのが、やたらブームになったことがありますよね?
    さすがに今年は省エネや震災後の電力不足を懸念して、
    あまりすごいクリスマスイルミネーションというのは大手企業でもやり方に気を付けているようですが……。

    1度目に読んだときはストーリーばかり追いかけてちゃんと絵を見ていなかったみたいで……。
    もう一度絵を見ながらゆっくり読み返したら、町のみんなや家族にいい迷惑をかけてしまった数々の飾りですが、ホントにとっても素敵だったなって、気づきました。
    私は特に「はねる貴族」がよかった!

    後、巨大サンタが出現する前のページで、さり気なく子どもたちに天使のコスプレさせているのに気付いた人、いますか〜。
    一瞬飾りの人形かと思いましたが、この顔は自分の子どもたちですよね〜。

    最後のページの「イースターエッグ」の飾りつけも、なかなかひょうきんなキャラクターたちで面白かったです。

    投稿日:2011/12/12

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  • 「心のうちの祝福」をお伝えしたい

     夫婦でまたもや大爆笑でした。
     
     この時期、にわか信者が増えるキリスト教。
     クリスマスのガーデンイルミネーションのゴージャスさに、「あちらは、宗旨替えをなさったのかしら?」なんて意地悪なことも言ってみたくなるお宅もたまに見かけます。

     さて、主人公のメリウェザーさん。
     窓の縁取りに飾った、たった一本の豆電球のコードのささやかなクリスマスディスプレーに、嫌な事をいう人もいるもんですねぇ〜。

     誰に見せようと言う気もなく、「イエス様ご誕生のお祝い」の気持ちで家族で飾っていたものが、隣人クラックさんの一言で、自宅のイルミネーションが見られている事を意識してしまったのか、はたまたクラックさんへのつまらぬ対抗心からか、メリウェザーさんがガーデンイルミネーション作りにのめり込んで行きます。

     どれだけのめり込んでいくかは、読んでのお楽しみと言う事で、・・・。

     クリスマスの過ごし方を改めて気づかされるようなお話でした。
     目に見えるものでではなく、目に見えない「心のうちの祝福」をお伝えしたいものですね。

     夫婦で大笑いの姿を見た息子が、呆れ顔でこの作品を一人読み、私たちの笑いにやっと追いつき、「この懲りようが、怖いねぇ〜!ちちもこんなことやりそう〜!」と再びカラカラと笑っていました。

    投稿日:2010/12/10

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  • 読み聞かせにおススメ!クリスマス絵本

    窓枠に施したささやかなクリスマス飾りを褒められたお父さんは有頂天。
    もうやめて!という家族の声も耳に入らず、もっと綺麗な飾りを…、もっともっと…。とエスカレートさせていく。
    とうとう周りの町からも見物の人が押し寄せるほどになったが、これが事件の発端で…。

    全く懲りないお父さんが可愛い。

    話にメリハリがあり、絵も鮮やかで見やすい。
    どんどん派手になる画面に歓声が上がるはず。
    小学校中学年以上の読み聞かせにおススメのクリスマス絵本。

    投稿日:2010/06/24

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  • 何事も、ほどほどに…

    英語版があるのは知っていたのですが、日本語になっていると知らず見つけた時はビックリしました。

    クリスマスのイルミネーションを準備していたメリウェザーさんが、お向かいさんの一言でライバル心に火が付いてしまいます。
    お向かいさんのいまいましい顔で勝利を確信。メリウェザー家の飾り付けはどんどんエスカレートしてしまいます。
    最後には遠方からの見物客で渋滞になってしまい、付近の住民達に飾り付けが壊されてしまうのですが…。

    お父さんばかりが飾り付けに懸命なのがおかしいです。奥さんは何も言わないし、子供達も嬉しい反面恥ずかしいだけ。
    でも、男性って凝り始めたらそういうもんでしょうね。

    息子は『だめよ、デイビッド!』シリーズが好きですが同じ作者だとは分からなかったそうです。ただ、クリスマスの飾り付けが綺麗なのは良かったようです。
    ちゃんと理解できるのは、もう少し大きくなってからだと思います。
    クリスマスらしい賑やかな色彩の絵本を探している方にもお薦めです。

    投稿日:2009/12/08

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  • ぶっとんだ展開

    クリスマスは一種のイベント。
    イベントは大いに盛り上がった方が楽しい!!
    でもこの絵本みたいにはなったら……
    デイビッド・シャノンらしい、ぶっ飛んだ展開でした(笑)

    日本でもこの頃クリスマスが近づいてくると、
    イルミネーションを施す家が多くなってきましたが、
    そんな家を皮肉った感じ?!とはいいませんが、
    何事もほどほどがいいということを思わせてくれる絵本でした(笑)

    でももしこんなイルミネーションがあったら…
    やはり野次馬根性で、one of themになってしまうのかなあと思ってしまいました。

    投稿日:2009/01/08

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  • クリスマス・イルミネーション

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子12歳

    『あめふりのおおさわぎ』が愉快だったので、同じ作者と知って迷わずセレクト。
    予想通りの面白さです。
    慎ましやかな家に住むメリウェザーさん一家。
    今年もクリスマス・ツリーやリースの飾り付けに取り掛かりますが、
    メリウェザーさんが新たに1本の白い豆電球のコードを窓に飾ったがために・・・。
    最初は家族愛に満ちた行動ですが、おむかいさんがワンランク上の飾り付けを始めたので・・・。
    もちろん、お気持ちは分かりますよ、メリウェザーさん。
    でもそのエスカレートぶりは・・・。
    メリウェザーさんがたぶん同世代だと思ったら、何だか共感してしまいました。
    そう、男性って、熱中する物を見つけたらすごいですもの。
    我が家族(夫と息子達)をよおく知っているだけに、納得、納得。
    もちろん、奥さんにも同情。
    でも、冷静に夫を支えた奥さんの健気さには感心、拍手!
    ともあれ、メリウェザーさんの力作は存分に楽しみましょう!
    (良い子は真似しないように!?)
    ラストは一件落着・・・でいいのかしら?
    復活祭は日本ではあまり馴染みがないから、
    ちょっと解説が必要かもしれませんね。

    投稿日:2008/12/10

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  • ほどほどに・・

    • ミトミさん
    • 30代
    • ママ
    • 岐阜県
    • 女の子9歳、女の子8歳、男の子0歳

    最近、クリスマスのイルミネーションすごいですよね!
    各家庭でも競い合っている感じで、見ていて驚いてしまいます。

    このメリウェザーさんのお父さんも頑張ってしまいました。
    と言うより頑張りすぎてしまいました・・・
    イルミネーションって子供より大人の方が
    力が入ってしまうみたいですね。
    でもやりすぎはいけませんよね。

    最近のイルミネーションは早すぎるし、やりすぎです!
    地球環境を考えたら程ほどに!と思ってしまいますね。

    でも一度でいいので、
    電気代やお金のことを考えないで家を飾ってみたいな!
    なんて考えるのは私だけでしょうか・・
    今年はどんなイルミネーションが見えるのかな。

    投稿日:2008/11/19

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