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風切る翼」 ママの声

風切る翼 作:木村 裕一
絵:黒田 征太郎
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2002年9月11日
ISBN:9784062114738
評価スコア 4.81
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  • 深い内容の絵本です

    この本は、普通につくられたのではなく、読者参加型という
    かわったつくりかたでできた本です。
    絵本というより、絵画とでもいうような素晴らしい絵に、
    木村裕一さんの深い文章がくわわって、感動をよぶ作品
    になっています。
    小学生や中学生くらいにもよい絵本なのではないでしょうか。
    木村裕一さんの幅広い才能に、ほれぼれしました。

    投稿日:2016/03/23

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  • 一筋の光

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    とんだ言いがかりで仲間はずれにされてしまうツルの、悔しさ悲しさが胸に突き刺さるようなお話です。

    ツルのお話ですか、人間の社会にもありがちな内容です。
    学校や職場、近所などどんなところでも、悲しいけど起こりうること。
    もしいじめと遭遇したときに、その愚かさに気付くことができる人が少しでも増えてくれたら・・・
    そういう思いをこめて、たくさんの人に読んでもらいたい作品です。

    いじめという暗闇の中に一筋の光が見えたとき、このツルは再び生きる力を取り戻します。
    すべての人がその光となり、暗闇がこの世からなくなることを願ってやみません。

    投稿日:2009/04/25

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  • 誰にも起りうる事

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子18歳、女の子15歳、女の子14歳

    3年生の読み聞かせに使ってみました。
    色調を抑えた挿絵だし、心理に踏み込んだ物語だし、この子達にわかってもらえるだろうか…
    そんな思いで読み始めましたが、真剣に聞き入る子供たちの息づかいが
    聞こえてくるようでした。

    誰かを責めなければいたたまれない悲劇が、鶴の世界で起きてしまった。
    責められたのはクルル。
    自然界では起るべくして起った事件。決して彼の落ち度ではないのに、仲間達は彼を仲間はずれにする。

    最後の最後、死を覚悟していた彼に寄り添う親友の存在はみんなの心に
    響いてくれたようです。
    二匹が飛び立った時、安堵のため息が教室に満ちました。

    自分が責める側、責められる側には日常的になりうる事。
    言い過ぎちゃったなって立ち止まって振り返ることができた時、
    そう言えば、こんな本読んでもらったって思い出してもらえると嬉しいな。

    投稿日:2009/03/31

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  • 誰しもが経験していませんか?

    きむらさんの本に紹介されていたので、図書室にリクエストして、届きました。

    なんとなく、誰しもが経験しているかもしれない雰囲気があります。

    自分だったらどうする?
    自分がクルルだったら?
    自分がカララだったら?
    自分が避難する団体の一員だったら?

    集団心理の恐ろしさ・・・
    不信感
    自信がなくなり、自暴自棄・・・

    その逆に、寄り添うことのありがたさ

    子どもはどのように、感じるのでしょう?

    黒田さんの、いろいろな画材を使った絵もインパクトありです。
    はじまりのオレンジ色の中のキツネと、最後のページのいろいろな色の鶴が印象的でした。

    投稿日:2008/09/20

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  • 仲間の誤解で飛べなくなったツル

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    あの『あらしのよるに』の作者木村祐一さんが黒田征太郎さんと
    一般公開製作した作品。
    スリリングな気持ちの行き交いが心に沁みます。
    ツルのクルルは仲間のツルがキツネに襲われた際の不手際を理由に、
    仲間から無視の仕打ちを受けます。
    それ故飛べなくなったクルル。
    冬を前に死さえも覚悟したクルルに無言で寄り添ってくれた
    親友。
    無視をした仲間とて仲間の死を悼むあまりの行動だったのでしょう。
    気づかずにいじめとなっていく恐ろしさを感じます。
    クルルに寄り添った親友カララの行動にも注目ですね。
    無理な声かけや働きかけをするのでなく、
    ただ、そっと寄り添うのです。
    よみがえった翼の力を「風切る翼」と表現したのは見事だと思いました。

    投稿日:2007/05/12

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  • 人間社会にも・・・

    傷ついた鶴、傷つけた鶴、それぞれが人間社会に
    通じるおはなしで、胸が締め付けられます。
    何気ない一言で、こんなにも1羽の鶴を傷つる。
    ことばの恐ろしさも感じ、改めてことばの持つ力について
    考えさせられました。
    これから、子どもたちが大きくなっていく中で
    いろんな事につまずくかと思いますが、そんなときこそ
    一緒に読んで行きたい1冊ですね。

    投稿日:2007/03/05

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  • 6年生で授業使ったそうです

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    息子が、授業のあった日、帰ってから教えてくれました。
    やりきれない気持ちを、つい誰かをはけ口にしてしまうことってあります。
    それが、周りに伝わって、いじめにつながる恐ろしさ。
    子どもたちにそれが伝わるといいです。

    投稿日:2007/02/21

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  • これを読めば何かが変わる!

    この絵本は先日きむらゆういちさんの講演会に行ったときに
    直接ご本人が読み聞かせてくださったという記念すべき絵本です。
    簡単にいえばツルの群れの中のイジメの絵本です。
    木村さんは人間の世界でのイジメに対して大いなるメッセージを送りたかったのでしょうね。
    それでツルの世界になぞらえて表現したのでしょうね。
    じんわりと伝わってくる気持ち。
    いじめる側、いじめられる側、はたまた傍観者の側
    どの立場かはわかりませんが
    娘もきっとこのおはなしの中のツルのような思いを少なからず感じることでしょう。
    どういう立場にいてもいたたまれない気持ちは同じですよね。
    この絵本はきっと娘の手助けになってくれると思います。
    小学校高学年〜向けというところでしょうか。

    投稿日:2006/12/21

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  • 傷ついても飛び立てる日が来ると信じよう!

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    仲間がキツネに襲われたアネハヅルの群れの話。
    どうして…というやり切れない気持ちのはけ口とばかりに
    一羽のツルが責められます。
    ツルの群れで起きていますが これは紛れも無く人間同士の間によくある話
    …悲しいけど そう思いました。
    責められたツルの心はズタズタに裂かれ
    仲間が南の土地へ飛び立つ日が来ても 
    体が動かず飛び立つことも出来ませんでした。

    心も体も傷ついた…いえ傷つけられた一羽のツルが 目を逸らすことなく描かれています。
    また 心無い言葉がどんなに相手を傷つけてしまうのかが
    ストレートに伝わる作品でもあります。

    最後の場面では 群れから離れ舞い戻り 
    このツルに寄り添ってくれていた1羽のツルと一緒に
    大空へ飛び立つことが出来ます。
    飛び立ったツルが 力一杯羽を羽ばたかせ
    翼で風を切って飛ぶシーンでは 「よく頑張ったね!」という気持ちになりました。

    この絵本との出会いは
    自分の周りでこんな事があったら どうしたら良いのか…
    そんな時 自分に何が出来るのか…
    考えるきっかけとなるのではないでしょうか。

    投稿日:2006/10/31

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  • 心から読んであげたい絵本

    ある講演会で、講師の先生がこの本の読み聞かせをしてくださいました。
    会場全体が、深い感動につつまれました。
    家に帰って、すぐに購入しました。
    素晴らしい絵本だと思います。
    ひとりでも多くの子どもたちに読んであげたいです。

    投稿日:2006/10/07

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