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宮沢賢治の絵本 狼森と笊森、盗森」 ママの声

宮沢賢治の絵本 狼森と笊森、盗森 作:宮沢 賢治
絵:片山 健
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2008年10月
ISBN:9784895881180
評価スコア 4.45
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  • 森が主役のストーリー

    『きつねにょうぼう』や『たのしいふゆごもり』など、片山健さんの勢いのある美しい絵の大ファンなので、片山健さんが描く宮沢賢治のおはなしにとても興味を持ちました。
    冒頭すぐに小岩井農場という地名が出てきて、行ったことがあるのでなんだかとてもうれしくなりました。
    「ここへ畑起こしてもいいかあ。」と人が訊ね、「いいぞお」と森が一斉に答える。素朴な温かみをもつ自然の大らかさが伝わってきます。
    季節が移り変わり、土地がどんどんと開かれていく様子を見ながら、自然の偉大さを感じました。
    森(自然)が主役のおはなしです。

    投稿日:2014/06/11

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    1
  • 自然の中で生きていくということ

    入植者が、ここに畑を起こしていいかと森に尋ね
    それを「いいぞー」と答える森たち(←複数形なのがみそ)

    この物語の中には
    自然と共存しながら生きていた
    日本人古来の生き方があるように感じました。

    このお話を語るのも森。
    森や山にそれぞれ気質みたいなものがあり
    それを擬人化してとらえ
    人間はそれを敬ったり恐れたりしていた
    そのまままるごとが、物語になっています。

    片山健さんの純粋なダイナミックさが
    物語に壮大さと温かみを与えます。

    深くかみしめたいような一冊です。

    投稿日:2019/09/11

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  • 自然と農業

    宮沢賢治さんの言葉で言えば「イーハトーブ」の自然が、生き生きと描かれていましたね。
    自然の中で農業をする・・・当たり前のようですが、ビニールハウスもない農作業は、現在よりもっと自然に近いように見えました。
    この絵本の人物が力強く描かれていて、イメージにぴったりでした。

    投稿日:2014/06/19

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  • 一緒に

    片山健さんの絵ということで楽しみに読みました。力強い画にはやはり心に響くものがありますね。自然と人は、寄り添いあうもので、どちらかが支配するものでも、また自然に駆逐されるものでもありません。互いに会話しあうというのは、自然と人だけでなく、夫婦、親子、友人、どの場合にも言えることです。こうして会話するということで、自分達は生きることが出来る。これは現代でも必要な事だと思いました。

    投稿日:2014/06/19

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  • 自然に対する畏怖

    絵本ナビのフェアの広告を見るまで存在すら知らず、初めて読んでみました。

    誰も住んでいなかったところに、人間がやってきて開墾し、森に対して畏怖の気持ちを忘れないという深い話です。

    現代において、このような気持ちを持つことは現実的に難しいとは思いますが、自然ほど偉大で畏れ多い存在は時代が変わってもやはりないはずです。人間の自然に対する謙虚な態度が心に染みました。また、懸命に働く姿も立派です。秋の実りの喜びも、そのような背景あってのものなのでしょう。

    大人になる前に読んでおくべき本だと思いました。

    投稿日:2010/10/29

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  • 森の声をききながら

     タイトルが不思議で、最初は読めませんでした。
     何度か行ったことのある小岩井農場の近くのお話なので、親近感がわきました。
     
     森の精やオオカミと対等につきあっていく、これがエコな生き方のようなきがしました。今こそじっくり読みたいお話だと思いました。

     大人たちが馬をつかって畑をつくり、子どもたちは川で遊んでいる風景がとてもよかったです。どのページも、子どもたちがいきいきしていて楽しかったです。

    投稿日:2010/10/20

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  • 畏怖と親しみと

    自然と人が近いなぁと思い、森に対する畏怖と親しみの両方を感じました。
    真っ黒な盗森の存在が真っ白な岩手山と鮮やかに対照的で印象に残りました。
    改めて実際に見た岩手山の雄大な雰囲気を思い出しました。

    投稿日:2010/05/20

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  • 自然とのふれあい

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    自分たちの都合で森や林の木を伐る私たち人間。
    自然が失われていく中で、改めて手にしてみたい絵本です。

    このお話に出てくる人々は、森と会話をしながら共に暮らしをしていきます。
    そこには「自然は自分達のもの」などという驕りは全く見られません。
    自分達の子供たちや大切な農具などを奪われても、返してもらえれば御礼をするという、大切な礼儀も持っているのです。

    森のちょっとしたいたずら心にも、躍起になることもなく会話で解決していく人々に心の穏やかさを感じました。
    今の人たちが忘れている大切なものを見たような気がします。
    自然とこんな形でふれあえたら素敵ですね。

    投稿日:2009/03/28

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