ゆかちゃんは、夜、なかなか眠れなくて、おにいちゃんに「本を読んで。」と言います。ここにはないので、絵本を探しにいきます。真っ暗ななか、いざ、探し始めるのですが…
暗がりのなか、何もいないはずなのに、何かいるような雰囲気が、描かれていていて、読みながら、本当にもうハラハラドキドキ。そして、不思議なできごとが起こります。
子どもの頃、暗がりの中でどうしてもトイレに行かないといけない時、手探りでトイレのスイッチを探して見つかった瞬間、ホッとして、でも、電気がついた時、何かいたらどうしようという気持ちもあったことを思い出しました。
暗やみの中に、何かへんてこりんなものが描かれてあったり、ちょっとした光の筋など、ドキドキする要素が、たくさん詰まっていて、とっても楽しめますよ。