今回はレストランです。
前作の「大工さん」も悪くはなかったのですが、私は個人的にこの「レストラン」の方が好き!!
茂市さんの文字のすき間から、おいしそうなごはんの香りが感じられて、よだれが出そうで仕方ありませんでした。
(特に今回はめちゃめちゃ美味しそうでした!)
もし、本当につるばら村があったら、私は絶対このレストランに行きます!!
シリーズを通して、だいたい同じ短いセンテンスの物語が7つ収められています。
今回はどのお話も、捨てがたいほど素敵で、あったかいご飯にまつわるお話でした。
中でも個人的には第2章の「青葉のアンコール」がよかったな〜。
毎回このシリーズを溶解するとき、伝えさせてもらってますが、
文章の行間や文字の大きさが読みやすく、あからさまなファンタジーではなく、もしかしたら、ホントにこんなことかるかも?…みたいな、
ふんわりとした世界観がとっても素敵です!!
特に小学校中学年から高学年くらいの方に特にお薦めします。