もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
お金の計算と買い物が得意になる おかねのれんしゅうちょう おかいもの編 7さいまでに身につけたい(Gakken)
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今日のおやすみ前の1冊として、この本を3歳児が選んでもってきました。読み始めると、4歳児もよって来て一緒に聞き始めました。 この本に出てくるネコはまったく自分自身のようで、読み聞かせながら感情移入してしまいます。 自分のことが大好きなこと。しろねこに対して素直になれた瞬間のこと。そして自分よりも大切なものに囲まれるしあわせ。このお話は昔から知っていましたが、今の自分の年齢なってやっと内容を味わえるようになった気がします。 そしていつも朝が来て、夜が来ての繰り返しのあたりから、声が詰まって読めなくなってしまう・・。 今日は読み終わったあと、4歳児が「パパ死なないで」と泣き始めてしまいました。まだ意味もわからないのだろうけれど、その涙がまたうれしくて。 「だいじょうぶ、まだ死なないよ。」
投稿日:2004/02/07
佐野洋子さんにご冥福を心よりお祈り致します。 この本を読んだのは25歳頃だったと思います。今でも読むことがありますが、一生手元に置いておきたいと思います。 確かに子供に読むには難しい本かもしれませんが、何歳でも子供は子供なりにこの本の良さを感じてくれるのではないかと思います。 出会いは必然といいますか、人、本、映画、音楽なんでも同じだと思いますが、出会うべき時期に出会い、心に響くのだと思います。 このような素敵な本に出会えたことに感謝します。
投稿日:2010/11/06
「死」とはどういうことなのかも、良くわかっていない 5歳の娘の感想は「かわいそうだね」と。 小さいながらも、何かを感じとってはいる様子でした。 娘には、大きくなって、自分で読んでもらいたいなと。 「本当の生と愛と幸せ」って何なのか。 多くの絵本を子供と読んでいますが、本作品のように考えさせてくれる絵本は貴重です。
投稿日:2006/04/01
他者を愛することで、普遍性を失うという構図が心に響く。 少し視点を変えて見れば、映画「レオン」にも通じるものがある。 普遍性を失った結果は、自己の死という形で落ち着くことになるが、彼の生はその時初めて価値ある生となった。 これは愛するということの真理を描いた名作である。 この本のメッセージは、小さな子供には難しいかも知れませんが、受け取った子供が成長とともに見つめ続ければ、常に新たな感動を発見できるものと思います。 お子さんにプレゼントするのであれば、ぜひ、そのお子さんが大人になって独り立ちする時もちゃんと持たせてやってください。
投稿日:2005/07/01
100万回死んで、100万回生きてきた、立派なとらねこ。このとらねこが、白いねこと出会って、愛する心を知り、悲しむ心を知ります。最後に、とらねこは、死に、そして、生き返らなくなります。 死を最後にもってくるのは、絵本としては、珍しいのですが、タフに生き、愛する心、悲しむ心を知って、そして死ぬ、最も基本で大切なことを描いているのだと思います。 大切なことを親子で考える不思議な絵本です。
投稿日:2004/03/22
いろんな背景の飼い主のところに生を得て、復活したオス猫が最愛の猫の死に直面したとき初めて知った「命の尊さ」。 この本の最後の挿絵はつっぱっていたオス猫が”わんわん泣き崩れ”、年をとって息をひきとった猫がとても小さく描かれていて、見ている自分もとても悲しくなったものの、人の幸せは命のはかなさを知ったときに知ることと、1日1日を大切に生き、愛し合うことの大切さを1匹の猫から感じ取りました。
投稿日:2002/06/17
子供の頃から読んできた絵本です。 100万回読んでも、人生について、愛について、毎回考えさせられる本です。 良かったね、苦しかったね、と最後はいつも涙でぐちゃぐちゃになります。 媚びない絵柄もセンス抜群。 私の中の絵本、第一位です。
投稿日:2023/04/19
「ゆるやかに崩壊していった家庭を営みながら」と後年エッセイで綴った佐野洋子さんは、自身の代名詞ともなったこの絵本をわずか15分で書き上げたという。 そうして出来上がった絵本は1977年に刊行、その3年後の80年に最初の夫と離婚することになる。 そして、この絵本はロングセラーとなり、刊行から半世紀近く経った今も読み継がれている。 佐野さんはどうしてこの作品を書いたのでしょうか。 100万回も生き死にを繰り返したねこが最後には「けっして」生き返らなくなる。それは、愛する妻を失ったからです。 佐野さんにとって、壊れていく家庭はまだ生き返ることのあるものだった、ここでは死ねないという思いだったのかもしれません。 この絵本が多くの人に愛されているのは、多くの人にとって、今はまだ100万回の生き死にの途中だからです。 まだ本当に愛するものに出会っていない、そんな思いと、もしかしたら亡くなった人もこのねこと同じように生き死にを繰り返して自分のところにやってくるのではないかという、そんな思い。 だからこそ、この本は何度読んでもいろんな表情をして読者を受け入れてくれるような気がします。 そして、佐野洋子という絵本作家もまたこの絵本を通じて生き続けるのです。
投稿日:2021/01/17
「生きる」ってなんだろうね? 「100万回いきたねこ」は本当に100万回生きたのかな? とらねこはよく 「おれは、100万回も しんだんだぜ。」 といばって言っているけど、 「おれは、100万回も いきたんだぜ。」 とは言っていないね。 どうしてだろう? いろんなひとの数だけ いろんな答えがあると思うんだけど、 僕はこう思うんだ。 「とらねこは100万回しんで1回だけいきたねこ」 なんだって。 とらねこはずっと誰かのものだった。 そんなとらねこがようやく「自分のねこ」になった時、 初めてとらねこの人生は始まった。 自分の事しか好きじゃなかった とらねこ が 愛を知り、初めて自分よりも好きな存在を見つけた。 生きるということは、愛することでもあるんだね。 逆に言うと、 自分のものじゃない人生を100万回生きたところで それは自分の人生を「生きた」ことにはならないのかもしれない。 そして「自分の生」を生きなければ、 「自分の死」も死ねないのかもしれない。 だから、みんなも「生きて」欲しい。 どうせこの世に生まれたんだから「自分の人生」を。 人生を自分のものにして、誰かを愛して、ね。
投稿日:2018/11/30
「100万回生きたねこ」は、100万回泣くことができます。 大切な人が増えるたび、 忘れたくない思い出が増えるたび、 物語は深くなり、 死を選ぶねこの気持ちが分かるようになります。 将来、子どもが大切な人と巡り会い、 素敵な涙を流せることを祈って、 読んであげたい絵本です。
投稿日:2018/11/11
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