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たった ひとつの ひかりでも

たった ひとつの ひかりでも(評論社)

どんなに暗くても、きっと見つかる、希望の光。

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だいくとおにろく自信を持っておすすめしたい その他の方の声

だいくとおにろく 再話:松居 直
画:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1967年02月
ISBN:9784834000856
評価スコア 4.52
評価ランキング 7,408
みんなの声 総数 98
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自信を持っておすすめしたい その他の方の声から

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7件見つかりました

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  • 年齢とわず

    年齢とわず楽しめる昔話だなあ、と思います。
    赤羽さんの絵は見応えがあり、松居さんの文は味があって、読み聞かせにもむいてそう。
    お話の展開はスリルもあり、滑稽さもあり。昔話らしい楽しさに飽きません。手元にあると重宝する一冊です。

    投稿日:2016/07/27

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  • おにさんだいく

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     鏡を見るようなふしぎな昔話で
    なんど読んでもあきないですよ。

     橋づくりを請け負ったのに
    なんだか自信のない大工さんと
     頼みもしていないのに自慢げに
    さっさと橋をかけちゃった鬼さんと
    どっちが大工さんかわからないふしぎ。

     めだまをよこす約束だったのに
    ぐずぐず逃げまわる大工さんと
     その約束を許してやってもいいなんて
    わざわざ甘い条件を付け足した鬼さんと
    約束ってなんだぁ?っていうふしぎ。

     「ねえねえ、それで橋はかかったの?」
    娘がはなしの筋を仕切りなおすもんだから
     「本当の名前は人には言うな、
    言うとたましい抜かれるぞ・・」と切り返し
    私も雲けむにまいた次第です。

    投稿日:2013/11/24

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  • 日本の昔話絵本の最高傑作。

    • 振袖柳さん
    • 50代
    • その他の方
    • 埼玉県

    日本の昔話の絵本の中で、最も素晴らしい傑作、と、言っても過言ではない一冊。
    赤羽末吉さんの絵は素晴らしく、躍動感があり、ストーリーの展開と見事に一致しています。
    また、松井直さんの再話は、誰もが、作品の世界観を再現できるよう、緻密に計算されつくしています。
    短いお話ですが、しっかり読み込めば、一瞬のうちに、子供たちと時空を超えて、日本の昔話の世界に、一緒に旅する事が出来る、極上の一冊です。

    投稿日:2013/03/16

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  • これは恐ろしく深い物語です

    小学校1年生の教科書で紹介されている絵本の中の1冊です。姪っ子は紹介されている絵本の中でこの絵本は借りなくてもいいと言ったのですが、姪っ子に黙って借りてきました。
    そして他の本と一緒に読みましたが、ストーリの奥の深さに引きこまれてじっと聞いていました。
    子供用につくっているけど、物語としてはかなり深いです。川に橋をかけてもずっと流れていたのは恐らく鬼がそこにいたからじゃないでしょうか。そして鬼の神通力を使って川に橋をかける。そして目玉をよこせという。この目玉も他の昔話では、異種婚で女が人でないとばれたときに目玉をおいて残った夫に目玉を吸わせて子供を育てさせようとする。山の奥の奥で子守唄を歌っていたのは鬼の子供と母親じゃなかったのかと思います。そして子守唄の中に鬼の本当の名前をかたってしまったので、目玉をかけた人と鬼の戦いで鬼が負けてしまったのではないでしょうか。鬼は大工のかわりに、子供に自分の目玉をあげたような気がします。うーん子供の話にしたら怖くて深い話だなぁ。。。

    投稿日:2007/05/16

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  • おにろくさんてかわいいな

    鬼は昔から、こわいものとおもっている人が多い。でもこのおにろくは、なぜか憎めないのは、私だけかな?

    大工は川に橋を架けて欲しいと頼まれた。じぃっと ながれる みずを 見つめていた

    すると ぶく ぶく ぶくとおおきな鬼が現れた。

    鬼は、大工にかわり 橋をかけてくれた。
    鬼は 大工に「さあ、めだまぁ よこせっ」と いった。

    このお人よしの鬼は、「そんなら、おれの なまえを あてれば 許してやっても ええぞ」と約束してしまう。

    大工は鬼の名前を森の中で聞いた。

    そして約束どうり 「おにろく!」とどなった。

    鬼は、「聞いたな!」とくやしそうに いうなり ぽかっと きえて なくなってしまった。

    なんと心優しい。おひとよしな 鬼だろう こんなお人好しな 人間もいるような気がする。

    赤羽末吉さんの絵は、迫力満点。色使いも良いし

    なんといっても
    子ども達は「おにろく!」と大きな声でさけび このえほんが 好きですね。

    投稿日:2006/04/14

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  • かわいいおに

    鬼が、大工のめだまをもらうかわりに、流れの早い川に橋をかけてやるという話。鬼は、ある意味大工に利用されただけなので、少し可哀相かもしれない。そして、名前を当てられて去っていく鬼は、憎めないと思った。恐ろしい性格の鬼ではないので、こどもたちにも親しみが湧きやすいだろう。

    投稿日:2006/04/10

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  • 日本人でよかった!!

    松居直さんと赤羽末吉さんの最強のコンビ。
    この二人にかかると、本当に日本人で良かったと思わせてくれる絵本ができあがりますよね。
    松居さんの日本語に、赤羽さんの迫力のある絵がうまく合わさっています。

    だいくがおにろくの名前をいうシーン、何度読んでも興奮しますね。

    ちょっとだけ怖いけど、子どもたちには人気の絵本です。

    投稿日:2006/02/23

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