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くわずにょうぼう」 その他の方の声

くわずにょうぼう 再話:稲田 和子
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:1980年07月
ISBN:9784834007893
評価スコア 4.75
評価ランキング 810
みんなの声 総数 52
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  • 日本の昔話

    5月、ショウブが咲き、ヨモギがとれるころに、読みたい絵本です。
    くわずにょうぼうは、「何も食べずに働くから女房にしてくれ」と、男のうちに入っていきます。
    そんな都合のいい女房がいるはずありません。

    これは、男の強欲へのいましめですね(笑)
    赤羽末吉さんの絵が、お話の世界にマッチしていて、とてもいいです。

    投稿日:2017/11/13

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  • ほんとうにこわいもの

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     「おにばば、こわ〜〜い!あっちいってっ!」恐怖のあまり叫んだこどもです。
     おにばばは、からとも知らず運んだ桶をおろして仲間を呼び集めるとき、やまのものたちと言いました。山に隠れた邪しい神さまたちなのでしょうね。あのうんとよくばりの男が山で口にした「欲のかたまり」を、食べたいと考えたのかもしれません。
     「おにばば、こわかった。でもざんねんだ、ざんねんだって死んでった。おにばばのこども、どうしたかなあ・・・」とても端午の節句話ですまされないような余韻に、困り果てるほどすばらしい昔話でした。おしまい、感謝。

    投稿日:2013/11/27

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  • よくばってはいけないね

    うんとよくばりの男がいました。男は、「おらにもにょうぼうがほしいなぁ。よく働いて、飯も食わないにょうぼうが」と思ってました。
    すると、「飯も食わないし、よく働くから嫁にしてくれ」と美しい娘が現れた。さっそく一緒に暮らすと、確かに飯も食わないし、よく働いた。ある日蔵をのぞくと、蔵の米が残り少なくなっていた。男は仕事にいくふりをして、屋根裏にこっそりかくれた。すると、女は、こめを炊き、それをおむすびにした。そして、むすんであった髪をおろすと、頭に大きな口があった。その口でぱくぱくおむすびを食べたのです。女は鬼婆だったのです。
    男は、「やっぱり一人がいいから出て行ってくれ」とはなしをだすと、女は大きな恐ろしい鬼婆になり、男の首を捕まえ、たらいに入れ、頭の上に持ち、山へ向かって走った。でも、鬼婆は、ショウブとヨモギが嫌いです。あればよけて山へ向かいました。途中疲れて一休み。そのとき男はうまく逃げました。山について、男が逃げたことに気づき、鬼婆は激怒し、男を追いかけた。追いついたが、男はショウブに隠れ、ショウブは男を守った。鬼婆はヨモギが茂ったところに転び、ヨモギの汁がついて溶けて死んでしまいました。
    男は助かりましたが、欲張ったり、ずるい考えではいいことはないですね。自分勝手なことばっかり言っててはいけないってことですね。

    投稿日:2002/12/19

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