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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

だいじょうぶだよ、ゾウさん」 その他の方の声

だいじょうぶだよ、ゾウさん 作:ローレンス・ブルギニョン
絵:ヴァレリー・ダール
訳:柳田邦男
出版社:文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年11月
ISBN:9784894234383
評価スコア 4.79
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    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    幼いねずみと年老いたゾウが仲良く暮らしていましたが、「死」という別れが近づくことにねずみは受け入れることができません
    やがて時が流れ、成長したねずみはやっと気持ちの整理がついてゾウを送り出す決心をします
    一日でも長生きをして欲しいとは家族であったら当然の気持ちです
    でもどんな生き物でも必ず死にます、それが早いか遅いだけの事と言葉で言うことは簡単ですが、感情はそうはいきません
    毛布を作ったり、橋を直す作業は、そうした考える時間を表現しているのかな?
    「死」について無理に自分の心を閉じ込める必要はありません
    必ず時間が解決すると私は信じています

    投稿日:2008/03/30

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  • 母とだぶりました

    年老いたゾウとねずみはなかよし ねずみはゾウに食べ物を持って行ってあげたり めがねにひもをかけたりいろいろと世話をしてあげるのです
    年老いたゾウはとうとう、橋をわたってゾウの国へと行くのです 橋はこわれていますが ねずみは橋を治してあげます
    このねずみの優しさ  ゾウとの別れは悲しいけれども とうとうゾウは橋を渡っていくのです・・・・

    人間の老いも同じです 
    今まではなんでも自分で出来ていたのが 身体が思うように動けず・・・自分でも情けない思いをしている母とダブりました

    年おいて死へ向かうというこの誰にも避けられない道 そして残されたねずみは 悲しみの別れを受けいれなくてはならないのですね

    投稿日:2012/04/27

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  • いつかくるその日に備えて

    今まで頼ってばかりいたゾウさんがいつの間にか年老いて、自分の方が世話をする側になったネズミが、ゾウさんとの別れを受け入れ、乗り越えようとする姿に、87歳を迎える母と自分の姿を重ね、優しく、温かく母をケアしようとネズミさんから教えられました。

    投稿日:2008/10/01

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  • 涙。

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    とても仲良しの大きなゾウさんと小さなネズミ君の幸せいっぱいの切ないお話でございます(>_<)

    命の尊さを感じる事の出来る、素晴らしい作品でございました(>_<)
    お話としては、死をテーマにしたものかも知れませんが、死を直視するのではないラストシーンに涙がこぼれてしまいました(T_T)
    お薦めの1冊です。

    投稿日:2006/06/07

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  • 私はゾウさんが大好きです。幼い頃、動物園でゾウさんを見た時の衝撃は決して忘れることができません。だからこの本は興味深く、読ませて頂きました。これはあらためて死について考えさせてくれます。私はケアマネジャーであり、また終活アドバイザーでもありますが、これまで死について考える機会がいろいろありました。けれどもこの本はひじょうに、わかりやすく死についての問題を投げかけていると思いました。素晴らしい本だと思います。

    投稿日:2023/07/08

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  • 大人向きです

    老いや死をテーマにした、大人向きの絵本だと思います。
    絵もきれいなので、心に響きます。
    死を前向きに考えることって、生きている時間を大切にすることです。
    これは、読んできかせるためではなく、大人が自分で読む絵本なのかな…と思いました。

    投稿日:2017/12/02

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  • 人生の節目を感じた絵本

    ゾウはネズミの世話をきちんとし、本当にネズミのことをかわいがっていて、まるで親子に見えました。ずっと一緒にいられたらいいのに、と思っていても、そういうわけにはいかない途中からの人生の節目を感じた絵本でした。少し現実も入っています。ネズミがゾウの幸せのために成長し、壊れていた橋を直し、ゾウを橋の向こうの世界に行かせた場面に感動しました。

    投稿日:2016/11/29

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  • 年老いたゾウと、幼いネズミは、いつも一緒にでかける仲良しコンビ。
    ある日、水浴びの帰り道にいつもと違う道を行くゾウを、幼いネズミは不思議に思います。
    道の先には、年をとったり、おもい病気にかかると行かなければならない国がありました。ところが、そこにかかるつり橋が壊れていて、ゾウは先に進めません。つり橋を直してあげるけど、戻ってくる約束をしてほしい――そういうネズミの言葉に、ゾウは首をたてにふることもせず、また、橋を渡ることもしませんでした。
    それからしばらく経ち、ゾウの体は次第に衰えていきます。もう前のような暮らしはできないことを悟ったネズミは、ゾウのために、橋を直す決心をして・・・・・・。

    避けられない「老い」や「死」を受け入れる強さを身につける過程が、丁寧に描かれている。読み進めながら、命は限りあるものという、当然だけれど日頃忘れがちな事実にあらためて心を揺さぶられた。
    「死」=「怖いもの」「不幸」ではないということを、大人にも子どもにも、優しく、温かく伝えてくれる作品だ。

    投稿日:2016/11/30

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  • 大人にすすめたい。

    何年か前に読んだことがあり、子どもが小学生になったころに読み聞かせたいと手に取りました。今のところ、2歳の子どもはゾウさんとネズミさんが可愛いという印象を持っているようです。ネズミさんが死を温かく受け入れることができるようになったのはなぜなのか、なぜ優しいだけでは難しいのか、また、死を温かく受け入れることを意識している人が現実に自分の周りにいるのか、自分は死とどう向き合うのか、考えさせられます。

    投稿日:2016/11/28

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  • ありがとう、ネズミさん。

     作者の献辞に「どんなことにもひるまないで生き、とりわけ あの世への旅だちをおそれなかった母へ」とあります。

     誰にも必ずある旅だちを、作者のお母さんのように、絵本の中のゾウさんのように、自然なこととして受け入れられたらいいな思います。

     願わくばその時、ネズミさんのように、寄り添い、手助けしてくれ、「だいじょうぶだよ」と声をかけてくれる人がそばにいてくれたら有り難いな、と思います。

     普段に読むというよりも、何かきっかけがあり、子どもたちと一緒に「死」への理解を深めたい・・・、そんな時に、読みたい絵本です。大事なことを教えてくれる絵本です。

    投稿日:2016/11/07

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