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からすのてんぷらやさん」 その他の方の声

からすのてんぷらやさん 作:かこ さとし
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2013年05月
ISBN:9784032062304
評価スコア 4.75
評価ランキング 804
みんなの声 総数 59
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  • なつかしくて、ほっこりして、

    小さなころに何度も読んだ「からすのパンやさん」。
    大人になってから、まさかあのからすの家族のおはなしが読めるなんて、、うれしい。
    しかも、やおやさん、おかしやさん、おそばやさん、てんぷらやさんの4作品も!
    本作は、からすのパンやさんの3番目のレモンちゃんが主人公。
    パンやさんの「おいしそうな幸せパン」の絵とやさしい家族のふれあいそのままに、
    今回もほっこりとした物語が繰り広げられてます。
    そして、とちゅうにでてくるてんぷらあげの「秘伝」は貴重です!
    むかしパンを作ったみたいに、てんぷらも家族や友人に作ってあげたくなっちゃいますよ。
    かこさんのあとがきより。人は助け合って支えあって生きている、、
    なんとなくもやもやした気持ちや、さびしい気持ちになったら、このかこさんの作品を読んで、
    まずはこのシンプルで大切なことをじぶんから周りにしていく勇気をもらいたいとおもいます。

    投稿日:2013/05/29

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  • 何があっても大丈夫

    いずみが森の天ぷら屋さんが火事で焼けてしまった。パン屋の子ども達と友達たちが復興を手伝う話。

    焼け太りの話。
    と言ったら身もふたもないが、一度、大きな災難にあっても、それまでの行いが良かったからか、周囲の人に助けられ、復活を遂げ、更に発展していくめでたいお話。周りの人たちはいろいろに協力してくれるが、店を再建する作業も、家業の天ぷら屋の修行もなんだか楽しそう。
    人の役に立つことが嬉しい。そんな素敵ないずみが森の皆さん。

    天ぷら屋の修行中は、読者も揚げ物のイロハがわかる。細かいこと(分量など)は書いていないが、野菜の唐揚げ(素揚げ)、野菜の天ぷら、エビの天ぷらとフライ。衣の中で野菜に火が通る様子を上手に説明するあたりは、大人も納得。
    筆者はこの絵本を作るために、しっかり揚げ物のことを調べた様子がうかがえる。筆者の真面目で真摯な態度と、おちゃめなユーモアがたくさん織り込まれた、大変めでたい本。
    これを読むと、何があっても大丈夫な気がしてくる。

    投稿日:2022/01/26

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  • てんぷら屋さんが火事で丸焼けに・・・レモンさんとオモチくんが火事のお見舞いに
    かなしいねえ 火事

    でもみんなで励ましてあげて 家を建ててあげたりみんなの優しさがじーんときます。  ありがたいですね〜

    てんぷら屋のキュウベエさんも気を取り直して天ぷらのあげかたのひでんを教えてあげるのです

    そして もう一つ嬉しいことが イワくんとレモンさんがけっこんするのです
    おめでとう イワくんも目が治ったし お母さんも火事でいなくなったのが戻ってきて めでたし めでたし!

    みんなの優しさがありがたいですね〜

    ホロリときました
    かこさとしさんの後書きもホロリときました
    かこさんの人生が 生き方がにじみ出ています
    これからも みんなに絵本届けてくださいね!

    投稿日:2014/05/29

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  • 楽しい絵本の中に…。

    絵本ナビショップで購入しました。

    まず、ページを開くと火災の場面だったことに驚きました。
    また、登場人物も、「目を怪我したカラス」「行方不明のカラス」
    などなど、悲惨(?)な目に合っていたカラスもいました。
    そんなもので、結局最後はハッピーエンドなんですが…。

    この絵本には、たくさんの歌が出てきます。
    駄洒落交じりでとても面白いです。

    また、最後のあとがきを見て、この絵本を描かれた訳が分かりました。
    加古さんが体験した戦争は、今の私達には再現できません。
    そんな私達に、戦争という、恐ろしいことを、絵本で
    なんとなく、子供に伝えてくれています。

    8月15日は終戦記念日、6日と9日は原爆記念日です。
    絵本を楽しみながらも、そんなことを考えてほしい一冊でした。

    投稿日:2013/08/07

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  • やさしいレモンさん

    いつもたのしいいずみがもりに、災いがふりかかって、行方不明の人
    (人じゃなくてからすでしたね)や、怪我をしてしまったからす、
    家財道具一式全てを失ってしまい、涙にくれるからすが登場したときは
    心がザワザワしました。

    でも、私たちが生きている中でも思わぬ災いや不幸な出来事はたくさん
    あるわけです。

    すっかり元気をなくしたキュウベエさんに、レモンさんとオモチくんは
    てんぷらの作り方を教わります。
    そんなこんなで、いろいろあって最後はハッピーエンドに
    なるのですが、詳しくは読んでからのお楽しみです。

    この物語は人の優しさや、助け合って生きてゆくことの大切さが
    詰まっています。うわべの言葉だけではない、愛を感じます。

    加古先生って素敵ですね。

    余談なのですが、カバー裏の加古先生の写真、最近の加古先生の
    写真が使われているのです。先生の作業所でお撮りしたもの
    らしく、先生がこの部屋でこの物語を生み出してくれたんだ、
    先生の作業所はさすが本だらけですごい等々、写真だけでも
    なんか感動してしまいます。単なる度の過ぎたファンの感想
    なのですが、カバーの加古先生の写真もお楽しみください。
    そして先生、ずっと元気でこれからも楽しいお話をかいてください。

    投稿日:2013/06/23

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  • キュウベエさん立ち上がる

    続きのお話ですね〜
    ここにはレモンちゃんとオモチくんが出てくるお話です
    いきなりてんぷらやさんの火事からお話が始まり、お母さんは行方不明、息子は目を怪我して・・・
    なんとも絶望的なてんぷらやさん一家に、パンの差し入れを持ってきたのがレモンさんとオモチくん
    ジロ君だけでの励ましではなかなか立ち直れないキュウベエさんも、レモンさんたちの「てんぷらをおしえてほしい」という声になんとか立ち上がるシーンは感動的です
    作者は3.11の震災で何度も被災地に足を運ぶうちに学んだとをこのお話にしたと、あとがきで述べています
    いずみがもりの出来事ではありますが、私たち人間社会に「絆」の大切さを教えてくれてます
    またてんぷらの揚げ方の基礎から教えてくれるあたりは、プロ意識を感じます
    レモンさんイワくんおめでとう!

    投稿日:2013/06/22

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  • この、温かさ。

    かこさとし先生、私先生の大ファンです。

    新刊四冊とも購入させていただきました。
    先生の描く絵は本当に温かいと思います。

    カラスたちも、お料理も、木も、
    繊細に描かれていて、何回みてもあきません。

    先生の作品は、
    子ども向けの絵本だからって、
    容赦しない。

    てんぷら屋さんだって、火事になっちゃう。

    でも、そこから、立ち上がる。
    みんな、へこたれない
    その『ちから』とそれを包む『ユーモア』
    子どもたちに、読んでほしい、
    もちろん、大人の人にも読んでほしい。

    胸を張っておすすめできる、
    待ちに待った名作の続編登場です。

    投稿日:2013/06/22

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