全国の学校で愛されつづけてきたあの詩が、すてきな絵本になりました! みんなの前で手をあげて発表するときの、ドキドキする気持ち、だれもが経験しているはず。そんな子どもたちを「まちがえうことをおそれちゃいけない」と励まし、まちがうなかで「ほんとのものを見つけていくのだ」「そうしてみんなで伸びていくのだ」と語りかけます。 こんな教室だったらいいな、こんな教室にしたいな、という声が、子どもたちからも教師たちからも、そして親御さんたちからも届いています。
読みながら、なぜだか涙が出て来ました。
私自身が、子供の頃 間違うのが怖くて、笑われるのが怖くて、ほとんど手を上げられませんでした。
そして今、小学校に入学して半年になる娘が、同じ状況です。
「あのね、○○(名前)は まだ一度も手を上げたこと、ないの。」
「これからも、こわいから、ぜったいに上げないんだ。」
この言葉が、この本を買うきっかけになりました。
全ての一年生の教室に、この本を置いて欲しいです。
一年生の担任の先生に、ぜひ教室で、ゆっくりゆっくり 子供達に読んで聞かせて欲しい。
子供や親が読むだけでなく、ぜひ、先生からの言葉として、子供達に伝えて欲しい。
教室では たくさん間違っていいんだよ、 どんどん間違おうよ と。
私や娘がそうであったように、
手を上げたら 正しい答えを言わなきゃいけない、と思い込んでいる子供達、きっと大勢いると思うのです。
この本の言葉から、小さな勇気が出る子供が、きっといると思います。 (桜なみきさん 40代・ママ 女の子6歳)
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