宮沢賢治の絵本 貝の火 宮沢賢治の絵本 貝の火
作: 宮沢 賢治 絵: おくはら ゆめ  出版社: 三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
親子のひばりは、沢山おじきをして申しました。 「これは貝の火という宝珠でございます。 王さまのお伝言ではあなた様のお手入れ次第で、この珠はどんなにでも立派になる

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じいじ・ばあば・60代・群馬県

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自信を持っておすすめしたい 金魚鉢の中の大きな世界  投稿日:2009/09/25
きんぎょのおうち
きんぎょのおうち 作・絵: 高部 晴市
出版社: フレーベル館
きんぎょのアカさんのおうちは小さなガラスの金魚鉢の中です。
女の子のフーちゃんがアカさんのおうちが見たいと言って遊びに行くことになりました。

アカさんにみちびかれて金魚鉢の水の中に飛び込んだフーちゃん。
そこで待っていたのは、アカさんのおとうさんとおかあさんとそしてガニランに苦しめられるきんぎょの町でした。

小さい金魚鉢の中のはずなのに、物語はまるで絵本をはみ出すかのように広がって行きます。

大暴れしてきんぎょの町を破壊するガニランですが、その豊かで味わいのある表情が何とも言えず好きで憎めません。

丸いガラスの金魚鉢、ひびを繕ったガラス窓、電球、ラジオ、おかっぱ頭など古き懐かしき光景も期待通りで、いつもながら絵を見る楽しみも満足させてくれます。
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自信を持っておすすめしたい いのちと自然への敬意  投稿日:2008/08/14
山のいのち
山のいのち 作: 立松 和平
絵: 伊勢英子

出版社: ポプラ社
コンクリートの団地育ちの静一が、三週間ほど山のおじいちゃんちに預けられる事になった。
孫である静一なのだが、おじいちゃんにとっては、子供の頃のままの息子『良一』がそこにいるのだった。

おじいちゃんは、生き生きとそして淡々と、息子(孫)に山の中のいのちの流れを教えていく。

おじいちゃんの手によって、イタチのいのちが魂に変えられる。
生きていく為に、生きているもののいのちをもらう。

ライオンが鹿に飛びかかり、その肉をむさぼり食う姿を、残酷だと目を覆いながら見る私達も、豚や牛や魚や植物を食って生きています。

でも普段私にとって、自分が食べている動物の命を奪う場面にかかわる事は、めったにありません。
最初からそれらは食品であり商品としての形をしています。
関心があるのは、美味しさであり値段であり、もともと命ある身であった事に思いが及ばなくなっています。

「良一、生きているものは悲しいなあ。死ぬまでびくびくしてなあ。こいつきっと怖いんだろうなあ」

イタチのいのちを奪って、その身をナイフに掛けていく祖父が、1番イタチのいのちを哀れんでいるのだと思います。
そして、初めて接したいのちのさだめに対し、静一はまっすぐに向かい合い受け止めていきます。

登場人物の感情を説明するような文章はほとんどないにもかかわらず、場面場面の気持ちが手に取るように伝わってきます。
言葉の一つ一つにいのちや自然に対する敬意が満ち溢れています。

何度も読み返すことで、よりいっそう理解が深まると思います。
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自信を持っておすすめしたい 正規版があればこそ  投稿日:2008/07/09
いろはのかるた奉行
いろはのかるた奉行 作・絵: 長谷川 義史
出版社: 講談社
まずは、本屋さんで思わず「ぶふっ」っと笑ってしまい、あわてて周りをみまわしました。

子ども文庫に置くために購入したのですが、家で一人で読んでいて、始めクスクス、途中からゲラゲラ…
『くさい あしに ふらっ』では、本を放り出して笑いました。
もう、絵の隅々まで可笑しいです。

かるたの文を読んで笑い、絵を見て笑い、解説を読んでまた笑い…
絵の中の人間も動物も、家具も、張り紙も、すべてが気を抜かずに笑わせてくれます。
人前での思い出し笑いが、今から心配です。

よくもここまで考えたものです。
またこのおもしろさも、奉行版だけ読んだのでは半分位。
正規版のいろはかるたがあるからこそなんですね。
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自信を持っておすすめしたい 女の子が共感できそう  投稿日:2008/07/08
天使のかいかた
天使のかいかた 作・絵: なかがわ ちひろ
出版社: 理論社
のはらに小さな天使がおちていて、その天使をかう事になった女の子さち。

天使の為に作ってあげたおうちや服が、とっても可愛い。
女の子ならあこがれそうな、ふわふわきらきらの素敵なお部屋です。

天使のごはんは、さちのお話し。
しかもさち自身の本当のおはなし。

さちの心のゆれ動くままに、天使は元気になったり弱々しくなったり…
そして、さちも天使がいると思うから、勇気が出たり強くなれたりします。

天使って何だろう、なんてむずかしい事を考えなくても、天使は天使。
もしかして本当にどこかにおちているかも、っていう気にさせてくれます。

やわらかいピンクの本のページにつづられた、さちの心の動きに共感できる女の子が、いっぱいいるのではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい まず知るところから  投稿日:2008/07/07
だれも しらない
だれも しらない 作: 灰谷 健次郎
絵: 長谷川 集平

出版社: あかね書房
まりこは障がいを持つ6年生の女の子。
毎朝お母さんと一緒に、バス停まで200mの道を40分かけてゆっくり歩いて行き、養護学校へ通う。

学校の校庭1周分を、だいたい授業1時限分弱を使って歩くといえば、きっと読んでいる子どもたちは驚くのではないでしょうか。

知らない人にとっては少し大きな赤ん坊のようにしか見えないので、中には悲しい言葉をはいていく人もいます。
でも、まいにちの往復400mの道のりの中で、いろいろな人とふれあい、猫や蜂やパンや花の気持ちを感じ取ります。

まりこのような障がいをもつ方々に対して、我々には言葉や行動がなかなか理解できずに偏見を持ったり、どのように接してよいかわからずに敬遠したりしがちです。

でもまりこには、言葉を持たない生き物や花の気持ちがちゃんとわかります。

あとがきに、『世の中には、心やからだに傷害をもっているお友だちがおおぜいいます。…(原文のまま)』
と書かれていますが、その、おおぜいいるはずのお友だちに出会う機会はなかなかありません。

どんな障がい持っていても、誰もが同じ場所で同じ空間を共有できるような、隣りにいるのが当たり前のような、本当の意味でのバリアフリーが実現して欲しいと思います。

それにはまず知るところから始まる、その意味でもぜひ一度は読んでほしい本です。
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自信を持っておすすめしたい 刺激を受ける作品  投稿日:2008/07/06
川の中で
川の中で 作: 石渡みお
絵: 宮本 忠夫

出版社: くもん出版
ひさしぶりに目を覚ました川の中の石にある出来事が…
それは、ある日一匹のサケが自分をじっとみつめていたことから始まる。
なにかがおこりそうな気がする、そう感じた石はその日から日記をつけ始めます。

産卵、成長、別れ、再会…そんなドラマが石の視点で書かれています。

主人公がサケではなく石としている、そのアイデアがすごいと思いました。
作者が小学生ということで、その点からも刺激を受ける作品です。
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なかなかよいと思う 間違う事が子どもの役目  投稿日:2008/07/05
教室はまちがうところだ
教室はまちがうところだ 作: 蒔田晋治
絵: 長谷川 知子

出版社: 子どもの未来社
 教室はまちがうところだ
 ……
 まちがうことをおそれちゃいけない
 まちがったものをわらっちゃいけない

ほんとうにその通りだと思います。
教室だけでなく、子供時代そのものがまちがったり、失敗したり、困ったりしなきゃいけない時代だと思います。

この本では、先生がクラスの子どもたちに訴えている内容になっています。
が、実は先生が自分で自分に言い聞かせているのではないか。
世の中の先生方に対しても、子どもたちの為に『そんな教室つくろうや』と言っているのではないか…ふとそんな気がしました。

子どもの間違いや失敗を恐れているのは、本当は大人たちなのかもしれません。
間違わないように先回りしてお膳立てしたり、失敗しないように干渉したり…
親や先生が、子どもの間違うことを受け入れてあげられなければ、子供は間違ってはいけないんだと思ってしまう。
失敗してはいけないんだと思ってしまう。

子どもにかかわる大人達にぜひ読んで欲しい本だと思います。
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なかなかよいと思う 万能マフラー  投稿日:2008/06/29
ばばばあちゃんのマフラー
ばばばあちゃんのマフラー 作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
冬のお話かと思ったら、一年中大活躍するばばばあちゃんのマフラー!
春夏秋冬、いろんな場面でマフラーは花や動物達を、守り、暖め、一緒に楽しみます。
おかげでだんだんボロボロになっていきますが、まだまだ最後まで役に立っているマフラー。

ばばばあちゃんてすごいなあ。
こんなに柔軟に自由な発想が出来るんだもの。
ばばばあちゃんの手にかかれば、マフラーも万能選手です。

でも新しいすてきなマフラーができたのはいいんだけれど、ボロボロになったマフラーはどうなっちゃったんだろう。
ちょっと気になりました。
できれば、クリスマスツリーに飾ってあったらうれしいなと、何度も探してしまいました。
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自信を持っておすすめしたい なんてすごい発想!  投稿日:2008/06/29
おどる ねこざかな
おどる ねこざかな 作・絵: わたなべ ゆういち
出版社: フレーベル館
ねこが、さかなのなかにはいって、ねこざかな…!!??

もう、どうすればこういう発想が生まれて来るんでしょう。
あり得ないのに素直に入り込んでいけるのは、ねこもさかなも無邪気であっけらかんとしているからでしょうか。

うみをスイスイスーイとうたいながら泳いでいる表情はなんともいえず幸せそうで、そして可愛らしい。
このシーンを見ていると、心がほのぼの、ほっぺがゆるんできます。

怖いはずののこぎりざめもどことなく愛嬌があって、三匹そろって目を回して逆立ちしている姿には吹きだしてしまいました。

理屈ではなく、無条件に可笑しくて楽しめるお話だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 心で何かを感じ取れる絵本  投稿日:2008/06/22
はっぴぃさん
はっぴぃさん 作・絵: 荒井 良二
出版社: 偕成社
なんでものろのろのぼくと、いつでもあわてんぼうのわたしが、
願い事をかなえてくれるというはっぴぃさんに会いにそれぞれの家を出発しました。

「のろのろを直したい。」「あわてんぼうをなおしてほしい。」
それぞれの願いを持って、はっぴぃさんがいるという山の上をめざして行く二人。
その道のりが同時進行で語られ、いつしかクロスしていきます。

ふたりははっぴぃさんにあえたのでしょうか?
はっぴぃさんて誰なんでしょう。

手書きの文章とやわらかなタッチの絵に、やさしさと暖かさを感じます。
その一方で、表と裏の表紙の内側に黒一色で荒々しく描かれた、殺伐とした戦場の村の絵。
そして表紙には二羽の鳩。

この絵本には、はっぴぃさんの正体も、最後の二人の願いとは何だったのかも答えは出てきません。
余分な説明はつけずに、やさしい表現で二人の子供の動きを追っていっているだけなのに、
それなのに、絵本のすべてが全身(?)で心のひだに様々な事を訴えてくる、読むほどに奥深い絵本だと思いました。
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