コハリネズミは、おかあさんが死んだとき 三日三晩泣いて泣いて 涙がかれるほど泣いた、分かります。
私も父が、荼毘に付されるとき 泣きましたよ。
お母さんの子供絵の言葉は 真実だと思います。
「あなたを だきしめてくれるひとが友達だ」と
しかし コハリネズミはとげがあるので 抱きしめてもらえませんし、なかなか 彼を 愛してくれる出会いはなく 悲しい思いをします。
かわいそう、 かわいそう そう思いながら 読み進めていくと、最後に 目のみえないネズミのおじいさんと出会うのです。
このおじいさんは コハリネズミのはりが痛くて血が出てくるのですが
じっと コハリネズミを抱きしめてあげるのです。
どんなに幸せだったでしょうね。
やっと友達を見つけた コハリネズミです。
でも ねずみのおじいさんは 命がけでコハリネズミを 抱きしめてくれたのです。
この愛は 母親と同じ愛情だったのですよね。
赤いハリネズミのいみが 分かりました。
この おじいさんのおかげで コハリネズミは 勇気をもらえて 又一人でも生きていくでしょう。 きっと 良い友達が 見つかりますように!
そう祈らずにはおれませんね!
悲しい話でしたが 生きることの厳しさと 勇気をもって生きることの
大切さを 教えられました。