「ぼうしをとってちょうだいな」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

”ぼうしをとってちょうだいな”なんてかわいらしい言い方！”取って！”でもなく”取ってよ！”でもなく”取ってください！”でもなく。”ちょうだいな”という響きがとても気に入りました。同じことを言うのでも言い方で印象が変わるのは周知のことですが、ここまで言葉の表情が変わるとなると日々使っている言葉を見直さねば。と感じました。娘も話せるようになったら語彙を収集するのは身近にある人からだと思います。つまり私です。この男の子が使っている“優しい”表情の言葉を選んで使いたいと思います。松谷さんの本は私にとって良いお手本です。帽子をなかなか取らない女の子は心が優しいから取れないんだろうな。と思いました。この本から“北風と太陽”というお話を連想しました。逃げ出す動物を追いかける二人を想像すると“私もお手伝いしましょうか？”と言いたくなります。

この小さな男の子が、何とも可愛いですねー！
ぼうしをとってちょうだいな、この言葉がいいですね。
純粋にお顔が見たいのですかね。
ぼうしにも興味があるのかしらね。
帽子の中から・・・
わー面白いですね！！
男の子はびっくり！？

「ぼうしをとってちょうだいな」というひびきが、ここちいいですね。なかなかぼうしをとらない女の子と、「ちょうだいな」のリズム感がおもしろかったです。ぼうしの中からでてきた動物たちを追いかける子どもたちが、ほほえましいなと思いました。やさしい色あいで描かれた絵がよかったです。松谷さんの、わらべ唄にたいする思いがつたわってきました。

ぼうしをとってちょうだいな。
おかおを見せてちょうだいな。
松谷みよ子さんの言葉は、いつもリズムよく心地よいです。
優しく語りかけられるようで、気持ちが穏やかになります。
その答えが「いやー」というのも可愛くていいですね。
「いやだからいやー」のセリフに、おもわず笑ってしまいました。
そうだよね。いやだからいやってことあるよね。
いやなら仕方がないとすんなり諦めるのも、いいなと思います。

どうして帽子をとらないのかな？恥ずかしがり屋さんなのかな？と読み進めていくと、その理由はなんとも可愛くてびっくりなことが起こります。とてもテンポよく、優しい口調で読めるお話でこの赤ちゃんわらべうたシリーズは大好きです。

「ぼうしをとってちょうだいな」「いや〜」の掛け合いが、とっても楽しい絵本です。
イヤイヤまっさかりの子どもにぴったり。イヤイヤ大好きな子どもたちは、セリフを覚えて、一緒になって楽しみます♪
とっても楽しい絵本です！

初めて読んだ時は、帽子を取りたがらない理由が最後まで分からなくて、あぁそういうことか・・。という感想だけでしたが、何度も読むうちにこの絵本の魅力が分かってきたというか、味があることに気づきました。とってもリズムよく読めるのです。まるで歌っているかのように・・。子どもが何度も「読んで！」と持ってくるのも分かります。
子どもは１匹だけが最後帽子の中に残っているシーンが特に気に入っています。

わらべうたにはまって図書館で借りてきました。このうたを知らなかったのでどう歌ったらようかわかりませんが、適当にリズムよく歌ってあげるとすごく喜びます。男の子が「それではしかたがありません。はい　さようなら」というところ、いきなり口調が変わってこどもがそんなこと言うなんて〜とかわいくて好きです。

赤ちゃんのわらべ歌シリーズ。
帽子をとってみせて欲しいと
繰り返しお願いしても
寒いからいや。風が吹いているからいや。減るから嫌だ。
と言ってなかなか顔を見せない女の子が
さようならのおじぎをした途端に
帽子が落ちてしまった。

あら大変！中から飛び出したものは、
ニャンニャン、ケロケロ、ピヨンピヨン。

二人向かいあっての掛け合い言葉が
なんともリズム良く、楽しく遊べます。
帽子の女の子役と「とってちょうだいな」の役を
交替しても面白いです。

そのうちなんでも「ちょうだいな！」が
おねだりの口癖になるかなあ？
それもまた嬉しいよね。

今は２歳の息子が１歳のころから大好きな絵本です。

「いや〜」をまねるのが楽しいようです。言葉もリズミカルで歌のようです。印象に残りやすく、体を揺らして気持ち良さそうに聞いています。もちろん最後に帽子から動物たちが出てきた時には一緒に「きゃ〜」と叫んで動物の鳴きまねをします。

最初は読みにくいと感じたのですが、すぐに慣れてしまいました。親子で楽しめる絵本だと思います。