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だいくとおにろく自信を持っておすすめしたい みんなの声

だいくとおにろく 再話:松居 直
画:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1967年02月
ISBN:9784834000856
評価スコア 4.52
評価ランキング 7,239
みんなの声 総数 98
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56件見つかりました

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  • パパに挑戦してほしい本

    「だいくとおにろく」とは、僕がまだ絵本の読み方なんて
    あまり考えていなかった頃、近くの絵本屋さんを探そうと
    ネット検索したところ、偶然パパ´sプロジェクトを発見しまして、
    その中で田中パパが、この本の読み聞かせにはすごく自信を
    持っているということを書かれていまして、
    絵本を上手に読むってどういうことかと興味を持ったのと、
    自分の十八番の絵本があるってカッコイイなぁと思い、
    では手始めに「だいくとおにろく」とやらで自分の技量を
    試してみようと買ったのがこの本で、
    今のコレクション(趣味)にも大きく影響したことは間違いないです。

    絵本屋さんで手にして、いざ買おうとした横から嫁さんが
    「買うのぉ?」「お話しが尻切れみたいだけど、気に入ったのぉ」と
    全く乗り気じゃなさそうでしたが、
    (「買うって決めて来たんだからごちゃごちゃ言わないのっ!!」と
    心の中で嫁さんをけん制して)レジに行ったことを今でもよく覚えています。

    さて本題は「だいくとおにろく」を読んだ子供の反応ですが、
    初めは、息子も3歳になるかならないかくらいで、
    画面に大きく書かれた(にたにた笑う)鬼を怖がったようでしたが、
    それも束の間、「うんにゃうんにゃちがぅあう」とか
    「聞いたぁぬぅあぁぁぁ」のようなセリフに抑揚と、
    凄味の利いた声やコミカルな声など日々違った読み回しをすると、
    すぐにお気に入りの絵本になりましたよ。

    野太い声なんかはなかなかママでは出せませんし、
    この本は多くのパパが待ち望んでいる、
    パパのための十八番絵本ではないでしょうか?!

    また挿絵の点でも、(僕の中では)赤羽末吉さんの最高傑作だと思います。
    画を拡大して額に入れて飾りたいくらいです。

    絵本も出会いだなぁとつくづく思います。

    (追伸:最近読み聞かせに力が入った作品にはこんなのがあります、
    「すっとんだちょうべい」
    (ラジオの中の読み聞かせコーナーで朗読されたのを聞いて
    すぐに本屋さんへ走って買っちゃいました)や、
    「じごくのそうべえ」 (嫁さんも使い慣れない関西弁と、屁ブクロに夢中です)
    まだまだ鍛練の日々は続きます)

    投稿日:2007/12/10

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    2
  • う〜ん、民話とは実に奥が深い...。

    • つんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子3歳、男の子3歳

    こんな内容があるような無いようなお話が、うちの双子には実に大うけだった。苦笑)
    赤羽さんの絵の力か松井さんの言葉運びが良いからか...?!
    3歳の双子が大工とおにろくの役割をそれぞれ演じてしばしおおはしゃぎ...。
    これが「絵本の力か...」と唸らせる。

    「めだまよこせ〜〜〜!!」なんて鬼に攻め寄られたらかなり怖いだろう。
    でもこの大工は素っ頓狂に、「俺はどうでもよい。」といい加減な返事をする。

    こういう一言になぜか救われる思いがする。
    今の世の中は間違いを許されなかったり、とにかく何でもスピードで処理しなくてはならない。
    「どうでもよい。」が許されない世の中だ。

    でも結局、この大工は「運のよさ」と「心の余裕」で自分の目玉を取られずにやり過ごす事が出来た。
    何かとてつもなく大変な状況におかれたとき、ただ、慌てふためくのではなく、落ち着いて考える...。
    そういった「心の余裕」を持つ事が、結果的に良い方へと事を導く.....そんなことを教えられるようである。

    う〜ん、民話とは実に奥が深い...。

    投稿日:2008/10/05

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    1
  • ぶくぶく、ぶっくり

    なんどかけても橋を流してしまう、暴れ川。
    名大工が、そこに橋をかけようとすると、川の中から鬼が出て来て…。

    鬼が出てくるときの、ぶくぶく、ぶっくりなどのオノマトペがとても楽しいです。鬼は怖いはずなのに、なんとなく人間味がにじみ出ていて憎めません。

    子守歌の行では、もしかして、目玉は我が子へのお土産かな?と思ってみたり。

    鬼と大工のやりとりも楽しいです。

    昔話の傑作、な一冊です。

    投稿日:2023/02/03

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    0
  • 違う名前を言うところがつぼ。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子5歳

    赤羽末吉さんが描く鬼は怖いのに、どこか抜けていたりして憎めない鬼となって表れているように思います。大工が鬼六の名前を知っているのに、とぼけて違う名を言うところが可笑しくて笑ってしまいます。このお話の鬼に子どもも怖がらずに読めました。

    投稿日:2021/07/21

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  • だいくとおにろくと言えばこの本

    だいくとおにろくの絵本は何冊もありますが、やっぱりこの本が一番好きです。
    絵と文章のバランスが素晴らしとおもいます。

    私が子どもの頃からある絵本で、我が子にも読んでやりたいと思い借りてきました。
    めだまと引き換えに橋をかけてやると勝手に約束したおにろく。
    大工の返事もろくに聞かず、2日で立派な橋をかけてしまいます。
    なんとも間抜けな感じがするおにで小さい子でも怖がらず読めると思います。

    投稿日:2018/08/23

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  • 圧巻!!

    昔話は本物を読んであげたいという気持ちで揃えてきました。
    松居さんと赤羽さん。最強コンビですよね。
    本当にはずれがなくて、安心して読み聞かせることができます。
    橋が描かれたシーンは本当に圧巻。臨場感があります。
    鬼とのやりとりもリアルで、まるでそこに自分たちがいるかのように感じます。
    素晴らしい絵本です。

    投稿日:2017/12/26

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  • やった〜!

    小学1年生の娘が小学校にあったこちらの絵本を一人読みしてきました。
    福音館書店らしい親も安心して子供に与えられる絵本という印象の絵本なので,この絵本を娘が自ら選んで読んできたことに嬉しく思いました。
    この年齢の一人読み初級段階の子供が苦なく読める文書量なので楽しみながら読めたようです。

    投稿日:2017/06/28

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  • 年齢とわず

    年齢とわず楽しめる昔話だなあ、と思います。
    赤羽さんの絵は見応えがあり、松居さんの文は味があって、読み聞かせにもむいてそう。
    お話の展開はスリルもあり、滑稽さもあり。昔話らしい楽しさに飽きません。手元にあると重宝する一冊です。

    投稿日:2016/07/27

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  • 違ったバージョン

    このお話は習い事で一度読んだことのある題材だったのですが、絵のタッチも文章の表現も違っていたので子供はそこが楽しかったみたいです。お話の先を知っているのですが、セリフとかが違っているのが面白いって言っていました。

    投稿日:2015/01/20

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  • 由緒ある昔話

    『だいくとおにろく』、タイトルは知っていましたが、お話は初めて読みました。

    大工が、鬼の名前を言い当てるシーン。
    名前を当てられなかったら、目玉をとられてしまうというのに、わざと間違えて、鬼を喜ばせてみせるところなんて、洒落っ気たっぷりでいいです。

    お話といい、絵といい、昔話らしくていい!
    なんだか おばあちゃんが、語り聞かせてくれているような温かみがあります。
    由緒ある昔話。
    昔話っていいなぁ!そんなお話です。

    投稿日:2014/02/13

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