「あなたなんてだいきらい」 みんなの声

タイトルにひかれ、手に取りました。
「あなたなんてだいきらい」と繰り返されますが、言えばいうほど、好きだってことになってしまうのです。
高橋和枝さんの優しいイラストが、とても雰囲気よく、お話にマッチしていました。
本をプレゼントするというのはちょっと照れるのでますが、この絵本なら、旦那さんにプレゼントするのも悪くないなぁと思いました。

これって回りくどい愛の告白じゃないですか。
何もかもが気になるあなたは、嫌いになりたくても、みんなみんな好きでたまらないのです。
きっと独り占めできないから、焦れったくて、やきもちをやいてしまう自分が嫌いなのではないでしょうか。
私も一度は言われてみたかった。
面倒くさそうな女性かも知れませんが…。

こころがキュンとする、大人向けの絵本です。
「きらい」ってきつい言葉ですが、その裏の、本当の気持ちは…。
長く一緒にいると、当たり前すぎて、相手の好きなところがわからなくなってしまいます。
きらいなところも、出てきます。
でも本当は、そんなところも全部含めて、大好きなんですよね。本当に可愛い本です。

全頁試し読みで読みました。タイトルにちょっと違和感があったのが気になったのですが、絵本を読んで「なあ〜んだ」と、ほっとしました。くまさんの全てが大好きすぎて言えた言葉に、女心を感じました。「でも何より一番きらいなのは・・・・・　　私の傍にいないあなた。　　だから、いつも傍にいてね。ずっと　ずっと　ずっと・・・・・・」女の人から、そう言わせてはいけないと思ったのか、裏表紙のくまさんが、右手を後ろに隠した手には、いちりんの花があったので、益々嬉しくなった私でした。絵もほんわかしたあたたかい絵だったのでよかったです！

とってもあっという間に読めてしまう1冊ですが、絵と雰囲気がマッチしている気がしました。嫌い嫌いも好きのうち。という言葉があるように、この絵本はまさにそれです。女性の気持ちで描かれている本でした。私の夫にも伝えたいかも。

あなたなんて大嫌い！とは、なかなか衝撃的ですね。
読み進めていくと、こんなにもわたしの頭の中をあなたでいっぱいにしてしまうあなたなんて嫌い！て感じでしょうか。でも、片思いではなく夫婦のようですが。
こういうあまのじゃくな人ってたまにいますが、私はやっぱり素直なのが一番かなぁと思います。

全ページためし読みで読みました。
タイトルにドキっとさせられました。が、読み進めていくうちに、なーんだと胸をなでおろしました。恋する絵本と紹介されていたのですが、まさにそのとおり。大切な人を見つめる視点で描かれています。
ほんわかする可愛らしい絵本でした。

きらいっていう言葉にドキッとしましたが・・・。無関心になったらおしまいっていいますもんね。パートナーって、自分にとって大きな相手。いろいろあっても、結局、そばにいてほしいってことなんですね。これは結婚してしばらくしてから読むと、しみじみとわかる本かもしれません。

しんけんな目、恥ずかしそうに笑う顔が　　きらい
えぇ？ってなりました。
でも續木を読んでいくと、愛情いっぱい。
いちばんきらいなのは、近くにいないあなた。というところで、子どもたちにもこれは嫌いじゃなくて好きのメッセージだということがしっかり伝わっていました。
きらいと言っておきながら、そうじゃないっていうのが子どもにもわかっていたことに、母としてびっくりでした。

あなたなんてだいきらいというタイトルできらいなところをたくさん挙げてきます。
女性目線で男性を見ています。
きらいきらいと言うけれど、好きなんですね。
予想通りな内容でしたが、逆に本当にだいきらいな展開なんて望んでいないので良かったです。
幸せそうですねー。