「パパいっぱいだっこして！」 ママの声

パパといっぱい遊んでほしい願いが、夢の中で次々とかなえられて・・・。
普段のパパはみんなそう見えるのかもしれません。
ちょっと反省してもらわないとね（笑）
さりげなく、パパの目につくところに絵本をおいてみると、変化があるかもしれないなぁ。

下に弟や妹がいて「お姉ちゃんでしょ」って言われたことのある子に、ぜひ読んであげたい絵本です。
この主人公の女の子も、パパに「おねえちゃんだろ」って怒られて、パパなんて嫌いだと飛び出してしまいます。

優しいパパでてこい！と女の子は念じます。
その後の思いが、普段子ども達がパパにやってほしいことだらけで、とても共感しました。
「たかーい　たかいをして、いっぱい　いっぱい　だっこして。」の所では、読んでいるこっちが胸が熱くなる感じです。
お姉ちゃんになっても、自分も弟のように接して欲しい・・・そんな気持ちがぐんぐん伝わってきました。

2歳1ヶ月の息子に読んでやりました。

ちょっとどぎつい絵かな？とおもったのですが、読んでみるとそうでもなく、逆に表情が豊かなので、息子もイラストの意味を理解しているようでした。えーん、と泣いていたり、くしゃいと顔をひしゃげていたり・・・。おもらししている様子などもよくわかるみたいで、一緒に絵本で楽しんでいます。

もっとやさしいパパがいたらいいのになーという妄想を膨らませる女の子の話で、自分も同じ様なことがあったなーと思い出します（おまけに名前も同じだし！）。でも、やっぱりパパはパパで、そんなパパが大好きなんだよなーとなつかしく思い出される場面も・・・。そこまで息子に理解してほしいとは思いませんが、最後の「パパだいすき！」というところだけはなんだか喜んでいました。

自分で絵を見てその絵の意味を少しずつ理解してくれる様子がうれしいなーと思った本です。

　この本を読んで。
ぱぱに「抱っこして抱っこして」と、言うようになりました。そして、ママが本を読んでしばらくたった日「この本ね、かわいそうなの」
と、パパに、話をする娘の姿がありました。

　絵本の中で、パパは怒ってばかりだけど。決めるところは決めています。子供は、いつも優しくて、怒らないパパがいいんだろうけど。

　娘にも、弟が出来て、ちょっかい出して怒られることもあるので、同じ気持ちになったのかなと思いました。

　お父さんは、きつく怒ってしまったけど。夢の中で抱っこされて。
可愛い話だな。と思いました。

　うちの娘の、パパ大好き・抱っこしては・・しばらくまだまだ続くと思います。でも、それはいいことなんだろうな、と思いました。

怒ってばかりのママというネタではありがちな絵本ですが、パパというのは珍しいのでは。
ちょっと深さが物足りないけれど、パパネタが新鮮だったので☆４つかな。

我が家の事情には合わなかったので素通りされてしまいましたが、育児参加しているぶん怒ることもあるパパがいるご家庭では良いと思いますよ。
パパだって怒っていいんだ。怒ることもあるんだ。だけど大切に思っているよ。
という意味で、パパが読むのもいいかな（＾＾v
ちゃんとハの字眉で探しに来てくれるパパが嬉しい。背後のママも嬉しい。ほっとするラストがいいですね。

対象年齢は３〜４歳となっているので
まさに今の娘には、年齢的にピッタリの絵本でした。
でもお父さん大好きッ子の娘・・・。
今の所は、怒りんぼうなパパを見る機会もそんなにないので
この女の子のように
”パパなんかきえちゃえ〜”って気持ちはないですが
そのうち、こういう日もやってくるんだろうな〜。


いつまでもお父さん大好きッ子でいて欲しい〜
そんな気持ちをこめて、
旦那にぜひとも読ませたい１冊となりました（笑）