「だんごたべたい おつきさま」 みんなの声

お月見団子を食べたいお月さまにかわって、雲がお供えされているお月見団子を取りに行くことになりました。
しかし、雲が子どもたちに見つかってしまい、「どうなってしまうのだろう？」とドキドキしながら、楽しく読ませていただきました。
お月見が楽しみになるお話でした。

お月様や雲がキャラクターの様にお話していて1歳半の子が飽きずにきいてくれました。
夜空のお月様に向かって手を振ったり、絵本を通して自然に親しみを感じているみたいです。
猫のリアクションが可愛らしくて楽しく読み聞かせできました。

書店の季節の絵本コーナー「おつきさま特集」でみつけました。
お目々ぱっちりのちょっといたずらっぽいおつきさま。縁側にお供えしてあるお団子を見て、「あのおだんごたべたいなあ」とつぶやきます。
それを聞いた雲が、なんと地上に変身して降りてきて、おつきみだんごを持っていってしまいます。
ちょっとびっくりした展開でしたが、そもそもお団子はお月さまのためにお供えしているのだから、良いんですね。
くいしんぼうなおつきさまというのが、なんともかわいらしかったです。

１〜３歳くらいの小さいお子さん向けの絵本です。
お月様のお顔の表情がいいですね〜（笑）。
お月見シーズンにぴったりな絵本に思います。
偶然にも今日は十五夜なので、お月様にお月見団子を子供と作ってみたく思いました。
お月様、「たべたいたべたい」言ってくれるかな（笑）。

おだんごを食べたいおつきさまのために、「とってきてあげよう」と、雲は下におりると、くもくもにんげんに変身。「よし。だれもいないぞ」と、おだんごをとった、そのとき！こどもたちに見つかり追いかけられてました。おつきさまは、周りの雲たちに隠してもらったから、暗くなってしまった隙に、雲が持ってきてくれたおだんごを、もぐもぐ食べてしまいました。おだんごを食べたおつきさまは、嬉しくて嬉しくて、ぴか　ぴか　ぴか。くもさん、有難う！

お月見だんごのいわれがわかるので、十五夜の頃にピッタリの絵本です。
でも、お月さまの使者としておだんごを取りに行ったくもさんは、子どもたちに追っかけられたりしてかわいそうな役回りでした。
お月さまの子どもっぽいところに、親しみを感じます。

おだんごを取りにくもさんが降りてきて、盗まれたお団子を子どもたちが追いかけるところが子どものお気に入りのシーンです。絵本の中の子供たちとおだんごを最後に一緒に食べるふりをしています。おだんごを食べられて悲しんでいる子どもたちに対するおばあさんの優しさも感じられました。