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きょうはよいてんき」 みんなの声

きょうはよいてんき 作・絵:ナニー・ホグロギアン
訳:あしのあき
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1978年
ISBN:9784593500222
評価スコア 4.31
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みんなの声 総数 12
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  • きつねの事情

    きつねがおばあさんのミルクを飲んでしまったために、とんでもないことになりました。
    おばあさんに尻尾を切り取られてしまったきつねは、尻尾を縫いつけてもらうために、ミルクを持ってこなけれなりません。
    その道のりの長いこと、長いこと。一人の親切なおじいさんの親切のお陰で、順番にきつねに課せられた注文が解決していくのですが、その連鎖がとても不思議でした。
    すべては、天気が良かったせいですか?
    タイトルから想像できない内容なのにもビックリです。

    投稿日:2020/04/01

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  • ドキドキ

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    コールデコット賞受賞作品ということで読んでみました。

    交換条件をいつまで続けないといけないの?
    このままきつねはずっとしっぽをつけてもらえないんじゃないの?
    と思えるぐらい、ずっと続く交換条件の連鎖には
    ドキドキさせられます。

    でも、最後にやさしいおじいさんに助けられてよかったね。
    私はこのおじいさんのような人になれているかと
    ちょっと反省しました。

    投稿日:2019/01/18

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  • だれもかれもほしいものがあって

    どこのお国にも、こういうお話はあるものなのですね。
    最初のおばあさんには、ええっ!と驚きました。
    どんどんつながって行くお話で、だれもかれも
    じぶんのほしいものがあって、交換条件を出してきます。
    きつねは必至になって走り回り、とうとう優しいお百姓に巡り合いました。
    逆回りに戻ってくるときは誰も約束を破るものがなかったのは
    良かったです。
    無事に帰れて良かったですね。

    投稿日:2017/12/04

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  • このタイトルの意味

    • Eryさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子4歳、

    小さな子が理解するのは少し難しいかもしれません。
    でも、何度も繰り返し読むことは楽しんでいました。
    ミルクを無断で飲んでしまったことで次々と他人の要求を聞き入れなくてはならなくなり、そのとめどない要求は無条件の親切で終止符を打つ。
    読み終わってどうしてこの物語は「きょうはよいてんき」なのだろうと考えた。
    そうか、良い天気でなければ、もっと涼しければミルクを飲んでしまうこともなかったんだ。

    人は見返りなしに動かない。というのも1つだけど
    何が原因で人生が変わるかわからない。というものあるかなと思います。

    投稿日:2013/04/01

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  • 天気がよくても

     「きょうはよいてんき」、確かにそうです。全ページでおひさまが輝いています。だからといって、物事がうまくいくとは限らない、、、。
     
     アルメニアの民話ですが、普遍的なお話だなと思いました。繰り返しが続くのは、昔話らしいです。キツネの記憶力にびっくりしながら、楽しく読みました。じわじわとおもしろくなってきます。

     おおらかな絵と、余白が効いたレイアウトがすてきです。さすが、コルデコット賞受賞作品だなと思いました。

    投稿日:2012/10/03

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  • 涙ぐましいきつねの説明

     アルメニアの民話を素材に作られた作品ということで興味を持ち読みました。

     薪拾いに夢中なおばあさんのミルクを飲み干してしまったきつねが、おばあさんにしっぽを切られ、それを取り返すまでのお話です。

     ミルクを返せとおばあさんに言われたきつねが、牛にミルクを乞いに行くと「草をくれたら・・・」といわれ、原っぱは「みずをくれたら」といい、小川は「水差しをもってきたらね」と、お話は終わりの無いように延々と読者ときつねをドキドキハラハラさせてくれます。
     
     中でも涙ぐましいのは、きつねの説明。
     積み上げ歌のように、お話の後ろのほうへ行くごとに説明が増えていき、読み手は笑いつつもちょっとキツイ、かも(笑)。
     
     こういうスタイルのお話は、かつて幾つか出会った事がありますが、この作品は、やはりしっぽをもとどおり丁寧に縫いつけてもらうというエンディングが魅力的です。
     大人は最初からドキリとしますが、子どもは意外にあっさり受け入れお話に入っていけそうです。
     そして、この めでたしめでたし ですからうけると思います。
     読まれる方は、少々覚悟を(笑)。
     
     おばあさんの服装、特にスカーフの巻き方にもアルメニアの風土を感じとることができました。

    投稿日:2011/02/22

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  • みかえりがないと人は動かない?

    「みかえりがないと人は動かないよ」と
    昔誰かが言っていたのをこの本を読んで思い出しました。

    おばあさんのミルクを飲んでしまって尻尾を切られたきつね。
    尻尾を取り返すためにあなたの助けが必要だと、うし、くさ、
    きれいな娘さん等々に訴えます。きつね、あなたは助かるけど、
    それで?と言われた側は思うのでしょうか?

    自分がしっぽがなくて仲間に馬鹿にされるからと
    必死になるきつねですが、最後に見返りを求めず
    きつねに同情した親切なおじさんに助けられます。

    いつまでこの交換条件は続くのだろうと読んでいて
    途中一息つきました。はじめからおばあさんに一声
    かけていたらこうならなかったのに。。。
    きつねもこの事でひとつ勉強になったね。と親子で
    社会の厳しさを教えて貰った気がします。

    投稿日:2011/01/26

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  • この世は厳しい!

    そこにあったおばあさんの牛乳を飲んでしまったために、しっぽをちょんぎられてしまったきつね。仲間のところに戻って笑われないために、しっぽを返してもらわなければなりません。でも交換条件はなかなか厳しく、そう簡単にはいきません。最後にはやさしい人に助けられて無事にしっぽを縫い付けてもらえましたが、牛乳はずいぶん高くついたようですね。この世は甘くないようで、しかし、無条件の優しさに助けられることもある、意外に奥の深い話だと思います。

    2歳の息子に読みました。交換条件というのがまだあまりよく理解できていないようですが、それでも話の繰り返しを楽しんでいました。

    あまり馴染みのないアルメニアの民話ですが、あまり文化の違いを感じることなく読めるような気がしました。

    投稿日:2010/07/25

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  • しっぽをちょきん!

     散歩の途中でのどが渇き、おばあさんのミルクを勝手に飲んでしまったきつね。怒ったおばあさんは、きつねのしっぽをナイフでちょきん! 何とも残酷な始まりに、娘も目をぱちくり。でも、国を問わず、民話や昔話には、残酷なシーンもつきものですね。驚きながらも、ぐいぐいとストーリーに引き込まれていく面白さがあります。この絵本も、コルデコット賞にふさわしい作品。最後の「めでたし、めでたし」的な終わり方も、安心して子どもに読んであげられる理由の1つになっていると思います。

    投稿日:2009/08/01

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  • 教訓的なはなし

    • イザリウオさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    良い天気につれられて、きつねは散歩をしていましたが、あんまり歩いたのでのどがからから。
    そこにあった牛乳をぺろりと飲んでしまった罰にシッポを切られてしまい、シッポを取り戻すためにとても大変な思いをします。
    海外の絵本は、比較的しつけが厳しいように思います。私も読んでいて、悪いのはキツネなのにかわいそうに思えてきました。
    何度か読んで、なんとなく絵本の言わんとしていることが、これかな?と思うようになりました。
    働かざるもの食うべからず、ではありませんが、偶然そこにあった牛乳は、当然誰かの手で作られたもので、勝手に飲んでいいものではないのです。
    子供は、一度読んで聞かせただけでは「?」といった様子でしたので、また少し経って、読んでみたいと思います。

    投稿日:2008/07/17

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